「パクチー」の検索で同義のコリアンダー・香菜の記事もヒットさせるなど、名称が複数ある事象の連携も索引作りのポイントとなる。利用者の声も取り入れながら、利便性を上げるべく、常に研鑽を重ねている。
存在を知るきっかけになればと、書庫などを巡るバックヤードツアーも定期的に開催。普段見ることがない裏側から、その魅力に触れることができる。
■大宅壮一文庫:【住所】東京都世田谷区八幡山3-10-20 京王線八幡山駅より徒歩8分【開館】10時~18時(閲覧受付17時15分まで、複写受付17時半まで)【休館】日・祝・年末年始など。入館料500円(65歳以上は250円)。◎大宅壮一文庫ノンフィクションフォーラム「フェイクニュース時代のノンフィクション」が9月29日、19時(開場18時半)より開催。会場:紀伊國屋ホール。詳細はhttps://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20170727151840.htmlを参照。
取材・文/渡部美也
※週刊ポスト2017年9月8日号