これまでの研究では、「人間の祖先=魚」を裏付ける証拠として、人間の胎児は母親の胎内では羊水という水の中で過ごしており、生まれてくるまでに魚類から爬虫類、さらに哺乳類へと、それぞれの特徴を経て、動物の進化の歴史をたどりつつ誕生し、肺呼吸になるという。
朱所長は「30億年以上も前に、地球の環境が劇的に変化し、海が干上がって、湖になり、餌を求めて、魚も移動のためにひれが変形して、陸を移動する形態に変わって、近くの湖に移動。さらに木に上って餌をとるようになり、形態を変化させて、類人猿から人間へと進化の道をたどったと考えられる」などと話している。