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2017.11.07 16:00  女性セブン

絵本初出版の山崎ナオコーラ 言葉の感覚的な使い方を再発見

絵本を初出版した山崎ナオコーラさん

 2016年に出産し、子育て中だという山崎ナオコーラさんは、今年10月に初の絵本『かわいいおとうさん』(山崎ナオコーラ/文、ささめやゆき/絵・こぐま社)を出版した。

 ただの親としての“お父さん”の温かさ、かわいさをピュアに描いた絵本で、ささめやゆきさんの伸び伸びとした作画も必見だ。

「私は絵本が大好きだったので、子供の頃から、自然と“本を作る人になりたい”と思っていました。『フラニーとゾーイー』という小説をまねて、子供には生後2か月から読み聞かせを始めました。子供と一緒に絵本を読むと、好きなページだけ眺めたり、戻ったり、飛ばしたり、時には破ったりと、とっても自由。そうか、本って自由に楽しむだけでいいんだ、と改めて気づかされた瞬間です。特に赤ちゃん向けの絵本は、短い言葉に世界が凝縮されていて、言葉は意思を伝えるための道具なだけではなく、音や絵のようにのびのびと感覚的に使っていいものなんだと、再発見させられました」

 そんな山崎さんに、好きな絵本を紹介してもらった。

◆『ちへいせんのみえるところ』(長新太/作・ビリケン出版)

「言葉は“でました”一語の連続のみ。まさにいろんなものが出てくるだけなのですが、どの“でました”も違って聞こえて飽きないから不思議。子供も大好きな一冊です」

◆『ぞうさん』(まど・みちお/詩、にしまきかやこ/絵・こぐま社)

「無駄なものを削ぎ落とした言葉は、まるで俳句のように、練りに練られて紡がれていたことにハッとさせられました」

※女性セブン2017年11月16日号

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