「まさか来日直前に大統領が“真珠湾”を話題にするなんて、完全に想定外。真珠にまつわる接待をすることが軋轢を生みかねない状況でしたが、とはいっても、警備の都合上、予定を変更できないタイミングでした。メラニア夫人はミキモト本店で真珠の養殖施設で働く海女さんに“何mくらい潜るのですか?”などと話しかけていましたが、目が笑っていなくて…」(前出・記者)
帰り際、昭恵さんが「真珠は気に入りましたか?」と尋ねると、大きくうなずいたメラニア夫人だったが、何も購入せずに店を後にした。
◆ハローも言わない
“トランプ舌禍”が昭恵さんを襲ったのは初めてではない。この7月、トランプ氏は米紙のインタビューで、ドイツでの国際首脳会議での夕食会で隣に座った昭恵さんについて「英語を話さなかった。『ハロー』も言わなかった」「日本語の通訳がいた。もしいなければ、かなりきつかった」と語った。
「欧米のメディアはトランプ氏に厳しいですから、『昭恵夫人は本当は英語をしゃべれるのに、トランプが相手だったから口をきかなかった』『トランプは白人至上主義者で、日本人を差別している』という風潮で、昭恵さんを“ヒーロー”のように報じました。とはいえ、トランプ氏やメラニア夫人が昭恵さんのことを“そういう目”で見ていることがわかったわけで、今回の訪日での交流も、少なからず気まずかったはずです」(政治ジャーナリスト)
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年11月23日号