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紅白歌合戦に学ぶ5つの教訓 茶番を遠慮するなかれ他

●その4「イメージに惑わされて、勝手に足かせを作ることなかれ」

 今年のトリをゆずが務めると聞いて、「へー、まだ若いのに」と感じた人は少なくないはず。しかし過去の例を見ると、山口百恵は19歳、美空ひばりは20歳、橋幸夫や森進一や島倉千代子は22歳で、初めてのトリを務めています。イメージで勝手に「自分にはまだ早い」「自分にはもう遅い」といった足かせを作らず、いろんな可能性を信じましょう。

●その5「おっさんにはおっさんなりの居場所や役割がきっとある」

 紅白に出場している歌手は、もちろん売れっ子や大物という前提はありますが、世代もジャンルも現時点での活躍ぶりもさまざまです。いろいろ入り混じっているところが、紅白の特徴であり面白さ。そんな紅白を見ながら、おっさんだってまだまだ居場所や役割がきっとあると自分に言い聞かせ、来年に向かってヤル気や勇気をみなぎらせましょう。

 ──今年の紅白も、例年通り19時15分から第一部、21時から第二部がスタートします。よかったらこの教訓を意識しながらご覧ください。紅白をまったく見ずにこの教訓を意識していただいても、私としてはまったくかまいません。

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