このほかにも、「英国が香港を統治していたときには、このような事件はなかっただろうか。あったかもしれないが、表面化しなかった。これが英国と中国の違いだ」や、「香港の若者は怒っている。それは、大陸から多数の若者が移住してきて、香港の若者の職を奪っているからだ」というように、香港の特殊な現状が今回の事件の背景にあるとの分析もあった。
学生に批判的な意見としては「香港も中国の一部だ。この学生は国家という認識を間違っている。中国の国の一部であることが嫌ならば、さっさと香港から出ていけばよい」「政府に反対する権利は誰にでもある。しかし、国歌や国旗を侮辱することは自分の国家に対して忠実ではなく、失礼だ。香港では国家観がまだ成熟していない。大学など教育機関では、国家の成り立ちなど国家観をしっかりと論じ、教育すべきだ」などと中国を擁護する書き込みもみられる。