「お手洗いを使えば、いちいち掃除。トイレットペーパーを使いすぎてもいけない。お風呂には髪の毛一本残さないようにして、バスタオルは洗濯物を増やすからフェイスタオルで体を拭き、エアコンの温度は勝手に変えません。とにかく疲れます」
A子さんは子供が小学校に入学してからは、夫だけで帰省してもらうことが多くなったという。30代パートのB美さんは、「母の味」を否定されたことが深いトラウマになった。
「結婚して最初のお正月、私の母に手伝ってもらって実家伝統のおせちをこしらえ、夫の実家に持っていきました。夫の家族は最初こそ『わあ、ステキね』と喜びましたが、いつまで経ってもおせちは減らず、とうとう3日目に姑が『時間が経ったから煮直すわね』とわが家のおせちをザルに入れてザーッと水洗い。ショックでした」
とはいっても、年末年始に夫の実家に帰らないわけにはいかない。そこでB美さんが考え出したのは、「実家のお義母さんも誘って、実家近所のホテルに泊まること」だとか。
「実家の家事の負担がグッと減りました。もちろんお義母さんとは別室。お義母さんも、“気晴らしにいいわね”なんて喜んでいて、一石二鳥です」(B美さん)
※女性セブン2018年2月1日号