藤井四段が羽生竜王を破り、「ジャイアントキリング」を起こす──ファンたちはそんな展開を期待している。
非公式戦での過去の対戦成績は1勝1敗。三度目の対局にして初となる公式戦で、藤井四段は勝利を収めることはできるのか。
「朝日杯は持ち時間40分の早指し戦です。羽生竜王は早指し戦にもめっぽう強く、朝日杯は優勝5回、持ち時間10分のNHK杯は優勝10回。一般的に早指しは若手有利ですが、羽生竜王相手となれば話は別。過去の両者の対局でも、早指しでは羽生竜王が勝利を収めた。今回、公式戦で藤井四段が勝てばいよいよ“本物”です」(松本氏)
番狂わせを起こせるか。
※週刊ポスト2018年2月2日号