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港区女子「ハイスペ男性にハートのメールは通用しない」

 あるハイスペ男のスマホを見せてもらうと、女性の登録の仕方は「プロのホステスかよ!」と突っ込みたくなるようなものだった。そのスマホの電話帳のメモ欄には、

・マリ 10/9 銀座先輩連れ ×
・キヨミ 7/13 西麻布 後輩の連れ 銀行赤 △
・ユミエ 3/20 六本木 たかしの友達 航空青 ○

 など、女の子の名前、出会った日、誰の知り合いか、勤め先、誰と関係があったかが記録されていた。

 そんな状況だから、彼のスマホの中に多数いる女性の中で、「×」なのにくだらないメールを送っても意味がないし、「○」ならば、男から連絡が来るというのである。もし女からメールをするとしても、返事を催促するような内容は禁物なのだ。

「○」になるには、ハイスペに気に入られるだけの容姿や服のセンス、メイクはもちろん、相手を楽しませた上に気になってもらうだけのトーク術や駆け引きが重要になる。例えば、見た目が童顔系・かわいい系の港区女子の知人は「真面目な顔をして下ネタを言う」のが「ハイスペ男から連絡が来る鉄板パターン」だと語っていた。一方で、見た目がハデで遊んでいそうなタイプの港区女子は「料理を作るのが好き」アピールをするのが効果的と言っていた。ここに共通するのは“意外性”だろう。

 もう一つ、あるツワモノ港区女子が使っているパターンとしては「大好きなタイプです!」とストレートに言って、連絡先を交換して、でも女からは連絡しないというのもある。いずれにしても成功率100%ということはなく、ハイスペ男から連絡させるのは簡単ではないのだ。

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