犯人は午後1時15分ごろ、説得に応じて、投降した。その後の調べで、犯人は41歳の男で、精神疾患の病歴があったことが分かった。
なぜ、男がハイジャックしようとしたのかは動機は不明だが、機内で事件を目撃した乗客の証言は以下の通り。長沙空港を離陸後、男が席を離れようとしたことを客室乗務員が注意したのに対して、男が逆上。見境がなくなり、胸元にあった万年筆で客室乗務員を脅したのではないか、と上海を拠点とするニュースサイト「新聞」は報じている。
ネット上では「中国のセキュリティの厳しさは世界有数だけに、今回の事件がきっかけとなって、機内点検では万年筆やボールペンも機内持ち込み禁止となって、スーツケースなどの預かり荷物の中に入れなくてはならなくなるかも」との意見も出ている。