「この本は『いくら寝ても疲れが抜けない人』に向けて書きました。強い疲労感に悩む人の多くは、ストレスによって『副腎』という臓器が疲れています。この臓器は弱ってしまうと、ホルモン分泌に異常が生じ、疲れが取れにくくなったり、風邪を引きやすくなるなど様々な不調に繋がります。
血糖値の急上昇は副腎疲労を招きやすい。そのために重要なのは炭水化物摂取の前にたんぱく質や脂質を十分に摂ることです。もちろん野菜を最初に食べるのもいいですが、サラダばかりで十分に肉や魚を食べず、たんぱく質を減らしてしまうと肝臓や腎臓の不調を招いてしまう恐れがある」
「ベジファースト」よりも留意すべきは「炭水化物ラスト」のようだ。
※週刊ポスト2018年6月22日号