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群馬県の「道の駅」来訪者180万人、ディズニーランド目指す

地元産の品が並ぶ(撮影/佐藤敏和)

 のどかな田舎の風景が広がる群馬県川場村。人口約3500人のこの村にあるのが、年間180万人もの集客数を誇る国内屈指の道の駅「川場田園プラザ」だ。地元産の野菜や果物が並ぶファーマーズマーケットをはじめ、名物「山賊焼」を作るミート工房、ビール工房、パン工房、本格石窯で焼くピザハウスなどが池を囲むように配される。

 川場村産コシヒカリ「雪ほたか」で作ったおにぎり、地場のこんにゃく入りの特製タルタルソースをかけた「かわば丼」など絶品グルメは数え切れないほど。陶芸体験や、収穫期には無料で摘み取り放題のブルーベリー公園など、1日楽しめる仕掛けが随所に施されている。

 駅長の月田壮活さんによれば「7割が首都圏からで、うち4割が年間3回以上来ていただけるリピーター」であり、飽きさせない工夫をし続けているという。

「『目指せディズニーランド』を合言葉に、毎年社員はディズニーランドに行ってキャストの動きなどを研修しています。それを川場流に変換して、メニューはもちろん、店舗ごとに制服を変えたり、お客様の要望に応じて地元の農家に新たな野菜の栽培をお願いしたり……。とにかく顧客満足度の向上を最優先しています」(月田駅長)

 確かに、また来たくなる魅力に溢れている。

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