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デビュー25周年の後藤真希 「なんだか“作ったもの”に感じてしまった」とモー娘。時代の葛藤明かす きゃんちゅー、AKBとのコラボで感じた“意識の変化”も

デビュー25周年を迎えた後藤真希

 後藤真希は9月でデビュー25周年を迎えた。最新写真集『flos』では圧巻の美ボディを披露し、YouTubeチャンネルではダンス動画やゲーム実況に取り組むなど、活躍の幅を広げている。その活動の原点には「モーニング娘。」時代に貫いた信念があったと振り返る。後藤にデビュー当時の思い出を聞いた。(一部敬称略。前後編の前編)

デビュー当時のサインはフルネーム

 後藤にとってのデビュー曲『LOVEマシーン』(1999年)が爆発的にヒットしてモーニング娘。は社会現象を巻き起こした。当時中学1年生で13歳だった後藤は、その景色を案外冷静に受け止めていたという。

「そこが始まりだったので“芸能界ってこれが普通なんだ”と。世間の注目が集まることにも戸惑いはなかったんです。あっ、でも、びっくりしたことはありましたよ。当時は所属事務所が表参道にあって、電車で行って駅から歩いていたら、ファンの子がバーッと寄ってきて『サイン書いてください!』って。

 そんなふうに知らない人が道で待っていて、サインを頼まれることなんて、普通の中学生にはないじゃないですか。デビューしたばかりでサインなんて考えてなかったし、困って何を書けばいいか聞いたら『フルネームを書いてください』と言われて、ただ漢字で『後藤真希』と書きました(笑)」(以下、後藤)

現役アイドルとのコラボも

 6歳の頃から「歌って踊れる歌手になりたい」と夢見ていた後藤は、自分自身が抱くアイドル像に忠実でいたいと思っていた。念願のステージでも自分の軸がブレることはなかった。

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