ライフ

その体調不良、猛暑ではなく薬の副作用のせいかも

本当に猛暑のせい?

「朝起きた時から頭がボーッとして、日中もなんとなく体がだるい。仕事に集中しようと思っても、なんだかやる気がおきない。普段から食生活には気を配っているし、運動のためになるべく歩くようにして健康には気を遣っていたのですが、連日のように30度を超える猛暑が続いていたので、夏バテだと思っていたのです」

 東京都内在住の60代男性・Aさんは昨年、こんな体調不良に悩まされていた。体が暑さに慣れれば症状もなくなるだろうと思い、とくに対処せずに過ごしていたが、改善するどころかその後、めまいが頻発するようになった。異常に気付いたAさんが病院を受診すると、医師から「低血糖の初期症状」だと指摘されたという。医薬情報研究所取締役で、薬剤師の堀美智子氏が解説する。

「低血糖の初期症状として、空腹感や、Aさんのように脱力感を感じる人が多い。交感神経症状といって、汗がよく出たり、顔色が青白くなったりする場合もあります。その後、中枢神経症状に進むと、あくびやめまいが頻繁に起き、集中力が低下するなどの症状が出てくる。さらに重篤化すると大脳機能が低下し、痙攣、錯乱、意識を失い昏睡状態になるなどの症状を招くので、軽い症状のうちに気づくことが大切です」

 夏バテだと感じていたAさんが、なぜ低血糖と診断されたのか。そこにはこんな落とし穴があった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
山下智久と赤西仁。赤西は昨年末、離婚も公表した
山下智久が赤西仁らに続いてCM出演へ 元ジャニーズの連続起用に「一括りにされているみたい」とモヤモヤ、過去には“絶交”事件も 
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン