国内

逮捕者続出ナンパ塾、マニュアルの荒唐無稽な中身を公開

体験談や写真が掲載されたRNAのホームページ

「お腹がすいたら食べ物を食べる。好みの女がいたらナンパをする」そんなせりふを恥ずかしげも無く吐く男がお縄となった。

 9月10日、警視庁新宿署はナンパ講座「リアルナンパアカデミー(RNA)」の塾長で会社役員の渡部泰介容疑者(42才)を準強制性交等の容疑で逮捕した。昨年11月、ナンパした20代女性を酒に酔わせ抵抗できない状態にして、東京・歌舞伎町のホテルで塾生と2人がかりで乱暴した疑いだ。

 RNAの塾生は今年に入って同様の容疑で3人が逮捕されている。うち1人は坊主姿で裁判に現れて涙する場面もあったが、彼らを指導した塾長に反省の色はなかった。

 渡部容疑者は塾生の逮捕後も「女の証言だけで逮捕されて有罪になる」と強弁し、自らの逮捕時は報道陣に対して中指を立てた。塾生の裁判では、RNAの推奨する「お決まりの手口」が明らかになった。

「街で声をかけた女性と居酒屋で飲んでから、RNAが管理するマンションの一室に連れ込む。『ダーツに負けたら一気』と酒を強要し、酩酊状態にしてコトに及ぶのが常套手段でした。しかし、裁判になった事件では、被害女性がものすごくダーツが強かったのでなかなか飲ませられなかった。無理矢理UNOに切り替え、イカサマをしてまで酒を飲ませていたようです」(裁判を傍聴したライターの高橋ユキ氏)

 10年ほど前に設立されたRNAは「受講生がセックスした数日本一」と謳い、塾生は全国に約100人。短期間でナンパの実力が飛躍的にアップするというスペシャルコースは約30万円と高額だ。しかし、人気は高く、医師や一流企業の社員までもが受講するという。

 RNAが“虎の巻”とするのが初級・中級・上級に分かれたナンパマニュアルだ。計450頁もの分厚いマニュアルは、各巻約1万5000円とこちらも高額だ。

 だがその内容はあまりに陳腐で荒唐無稽なものばかり。これを実践する男性についていく女性は本当にいるのだろうか。本誌・女性セブンはそのマニュアルを入手、今回は『初級』と『中級』の内容を公開する。

関連記事

トピックス

五輪出場を辞退した宮田
女子体操エース・宮田笙子の出場辞退で“犯人探し”騒動 池谷幸雄氏も証言「体操選手とたばこ」の腐れ縁
女性セブン
米国ハリウッド女優のデミ・ムーア(本人のインスタグラムより)
【61才で紐みたいなビキニ姿】ハリウッド女優デミ・ムーアが大胆水着で孫と戯れる写真公開!「豊胸手術などで数千万円」驚愕の美魔女スタイル
NEWSポストセブン
熱愛を報じられたことがないSixTONESジェシー
《綾瀬はるかと真剣交際》熱愛を報じられたことがないSixTONESジェシー「本当に好きな彼女ができた」「いまが本当に幸せ」と惚気けていた
女性セブン
伊藤被告。Twitterでは多くの自撮り写真を公開していた
【29歳パパ活女子に懲役5年6か月】法廷で明かされた激動の半生「14歳から援助交際」「友人の借金を押しつけられネカフェ生活」「2度の窃盗歴」
NEWSポストセブン
中学の時から才能は抜群だったという宮田笙子(時事通信フォト)
宮田笙子「喫煙&飲酒」五輪代表辞退騒動に金メダル5個の“体操界のレジェンド”が苦言「協会の責任だ」
週刊ポスト
熱愛が発覚した綾瀬はるかとジェシー
《SixTONESジェシーと綾瀬はるかの熱愛シーン》2人で迎えた“バースデーの瞬間”「花とワインを手に、彼女が待つ高級マンションへ」
NEWSポストセブン
熱い男・松岡修造
【パリ五輪中継クルーの“円安受難”】松岡修造も格安ホテル 突貫工事のプレスセンターは「冷房の効きが悪い」、本番では蒸し風呂状態か
女性セブン
綾瀬はるかが交際
《綾瀬はるか&SixTONESジェシーが真剣交際》出会いは『リボルバー・リリー』 クランクアップ後に交際発展、ジェシーは仕事場から綾瀬の家へ帰宅
女性セブン
高校時代の八並被告
《福岡・12歳女児を路上で襲い不同意性交》「一生キズが残るようにした」八並孝徳被告は「コミュニケーションが上手くないタイプ」「小さい子にもオドオド……」 ボランティアで“地域見守り活動”も
NEWSポストセブン
高橋藍選手
男子バレーボール高橋藍、SNSで“高級時計を見せつける”派手な私生活の裏に「バレーを子供にとって夢があるスポーツにしたい」の信念
女性セブン
幅広い世代を魅了する綾瀬はるか(時事通信フォト)
《SixTONESジェシーと真剣交際》綾瀬はるかの「塩への熱いこだわり」2人をつなぐ“食” 相性ぴったりでゴールインは「そういう方向に気持ちが動いた時」
NEWSポストセブン
いまは受験勉強よりもトンボの研究に夢中だという(2023年8月、茨城県つくば市。写真/宮内庁提供)
悠仁さま“トンボ論文”研究の場「赤坂御用地」に侵入者 専門家が警備体制、過去の侵入事件を解説
NEWSポストセブン