また、同社は2006年から「サプリメント」も手掛けており、糖の吸収を抑えて腸内環境を整える「メタバリア」が人気商品となった。
「メタバリアの主成分は木の根から抽出します。安定的な抽出を可能にしたのがフィルム製造時の技術です。そのダイエット効果から、50~60代男性の購買率が伸びています。サプリメントは国内市場規模が約8400億円。今後も市場拡大が望めるなか、2ケタ成長が続いている」(同前)
化粧品とサプリメントを含むライフサイエンス事業の2020年度の年間売り上げ目標は500億円だという。
本業の強みを生かし、総合ヘルスケアカンパニーへ──。「企業の副業」には、ピンチをチャンスに変える力がある。
※週刊ポスト2018年10月5日号