ライフ

僧侶が縁結びをする婚活イベント 修行の一体感で成婚率高い

和空下寺町・宿坊ホテルの寺コン。寺社コンは全国の寺や神社などで開催されている

 現在、日本全国には約8万のお寺があり、古くから信仰を集めるとともに、人々が寄り合う場として栄えてきた。そして今、その歴史と伝統を生かしつつも、従来のイメージとは異なるユニークな試みやイベントを開催する寺も増えている。

 京都の西本願寺前にある門前町には、仏具や表具などを扱う老舗が軒を連ねている。ここで、親鸞聖人の命日にあたる毎月16日に「いちろく市」が開催され、手作りの小物や新鮮野菜などを販売する15~20の出店が並ぶ。

 市が出る周辺は、明治・大正時代の建築物が並び、幕末期に活躍した新選組ゆかりの名所もあるので、店を回りながらのんびり散策するのもおすすめだ。

■いちろく市 西本願寺ほか(京都府)
『門前町いちろく市』
毎月16日の9~15時に開催。門前町公認ゆるキャラの「おりんちゃん」の出演時間は9時30分、12時、14時。(雨天時は中止)

■手作り市 隨心院(京都府)
『小町手づくり市』
毎月第1日曜に開催され、次回は10月7日8時30分~15時30分に開かれる。
住所:京都府京都市山科区小野御霊町35

 隨心院は、絶世の美女との逸話が残る小野小町ゆかりの“恋愛パワースポット”として知られる古刹。ここで毎月第1日曜に開催されているのが手作り市だ。参加しているのは、関西全域から集まった手作り作家で、食器やアクセサリー、布小物、食品など40店以上が並ぶ。11月には境内の紅葉が見頃を迎えるので、景色も楽しみつつお気に入りを見つけよう。本尊の如意輪観音像や鎌倉時代の仏師・快慶作の重要文化財・金剛薩捶(さった)坐像も必見だ。

■婚活 和空下寺町・宿坊ホテル(大阪府)
『和空 下寺町WAになって語ろうコン』
定期的に開催されているが、直近の開催は10月13日14~20時。完全予約制。
住所:大阪府大阪市天王寺区下寺町2-5-12

 僧侶が縁結びをする婚活イベント。参加者は30代が多い。ただ男女が寺の中で会うのではなく、参加者全員で座禅をし、警策で打たれるなどの“共通の修行体験”をしてから交流する回もある。その一体感から成婚率も高いという。

※女性セブン2018年10月18日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
優勝11回を果たした曙太郎さん(時事通信フォト)
故・曙太郎さん 史上初の外国出身横綱が角界を去った真相 「結婚で生じた後援会との亀裂」と「“高砂”襲名案への猛反対」
週刊ポスト
伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン