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野球漫画『タッチ』 人体構造熟知したフォーム描写は高評価

須見工の新田に投げた最後の投球フォーム(C)あだち充/小学館

 今も昔も根強いファンが多い野球漫画。本誌・週刊ポストでは読者1000人を対象に「好きな野球漫画」のアンケートを実施した(複数回答可)。第3位に入ったのは、スポ根全盛時代に一席を投じた名作『タッチ』(あだち充/小学館、192票)。ちなみに第1位は『ドカベン』(水島新司、557票)、第2位は『巨人の星』(梶原一騎・川崎のぼる/講談社、447票)だった。

 スポ根漫画が主流だった時代、それまでの野球漫画と一線を画した『タッチ』のスポーツラブストーリーはあまりに新鮮で、中高生男女の心を鷲掴みにした。特にヒロイン・浅倉南の超キュートで天真爛漫な女の子という設定は、永遠のヒロイン像として今も語り継がれるほど。

 連載当時、フジテレビの夕方ニュースで、高校の部活で活躍中の美少女を紹介する『南ちゃんを探せ!』というコーナーが作られるなど“南ちゃん”ブームを巻き起こす。当時の男子は、達也・和也のように双子に生まれてきたかったと一度は思ったはずだ。

 だが同作は単なるラブストーリーではない。スポーツ医学の専門家によると、『タッチ』に描かれている投球フォームや打撃フォームは野球に精通し、人体構造もよく熟知して描かれていると評価が高いのだ。野球漫画としての完成度の高さも人気の秘密である。

 ちなみに、アンケートで4位~10位に入った作品は以下の通り。

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