中国政府はなぜ25年ぶりにトラの骨やサイの角の取引を認めたのかについて、明確には説明していないが、米紙「ワシントン・ポスト」は、「トラやサイの人工繁殖に力を入れようとしているのではないか」と指摘する。WWFによると、中国やタイ、ラオス、ベトナムなど東南アジアでは、ここ数年で、トラの人工繁殖が盛んに行われており、その規模は7000~8000頭にも上っているという。

 ネット上では、「今回の措置は昨年末に発表された中国内での象牙の加工や販売の全面禁止の方針にも反している。絶滅危惧種に入っているトラやサイが今後数年の間に地球上から姿を消すことになる」との批判の声が出ている。

 その一方で、「トラの骨は関節炎の治療に使われており、漢方薬の一種となっている。中国の伝統医学的見地からみれば、サイの角の効用があり、今回の措置はそれを実証するために必要だ」などの声も一部には出ている。

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