体を温め滋養強壮におすすめの「サムゲタン」は、冬にピッタリな料理。面倒な下ごしらえなしのレシピでおためしあれ!肉好き料理研究家・Makoさんのレシピを紹介する。
◆使った肉は、「骨付き鶏もも肉」
焼くと適度な脂肪がジューシーで、皮の香ばしさも味わえる。スープにすると、骨に含まれる旨みも楽しめる。
【材料】
◆骨付き鶏もも肉……2本(各450g) ◆白菜……1/8個 ◆大根……10cm分 ◆しょうが……1片 ◆鶏がらスープの素……大さじ1 ◆塩・クコの実……各適量 ◆もち米……1/3カップ ◆紹興酒……1/2カップ [A] 長ねぎ(みじん切りした白い部分)……1/2本分、しょうゆ・ごま油……各大さじ2
【作り方】
【1】白菜は繊維を断つよう5mm幅に切る。スープのとろみの元になる食材のひとつが、白菜。薄く切っておくと、煮込み始めてすぐにとろみが出てくる。大根は皮をむいて1.5cm幅の半月に切る。しょうがは皮付きのまま薄切りにする。
【2】鍋に【1】を大根、白菜、しょうがの順に入れる。火の通りにくい大根から鍋に敷いていく。あればナツメやにんにくなどを加えると、より本格的な味わいに。鶏肉をのせ、鶏がらスープの素ともち米を振り入れる。
【3】【2】に紹興酒、食材が完全に浸るほどの水(分量外)、塩を加えて火にかける。食材を入れたら、ふたをして煮込むだけ。弱火でじっくり煮ることで、ホロッと身がほぐれるほど肉が軟らかくなり、スープもトロトロに。
【4】【3】が沸騰したら弱火にして1時間ほど煮る。仕上げに湯で戻したクコの実を散らし、混ぜた[A]につけて食べる。
※女性セブン2019年1月3・10日号