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2019.01.05 16:00  週刊ポスト

病気の治療方針に不満 医師を代えるか、病院を変えるか

 手術を受ける際、執刀医は「体力がある若手医師」と「知識のあるベテラン医師」では、どちらのほうが成功率が高いのだろうか。

 それを調査した研究がある。ハーバード公衆衛生大学院の津川友介医師(現UCLA医学部助教授)は、アメリカの病院に勤務する4万5826人の外科医の手術を受けた89万2187人の症例を調査した。

 その結果、医師の年齢が40歳未満では患者の死亡率は6.6%、40~49歳では6.5%、50~59歳では6.4%、60歳以上では6.3%と、医師が高齢になるほど死亡率は低くなった。

「手術の技術向上には、経験が必要不可欠ということが示されたのでしょう」(研究を行なった津川医師)

 ただし、普段通っている病院の“かかりつけ医”となるとその逆となる。津川医師が内科医の年齢と患者の死亡率を比較したところ、「年齢が若いほど死亡率が低い」という、外科医とは逆の結果がでた。

「若い医師は医学部で習った最新の内容を治療に反映できるため、死亡率が下がったのではないでしょうか」(津川氏)

※週刊ポスト2019年1月11日号

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