ライフ

収納の5つの裏技 扉の内側を利用、百均の便利グッズ活用

高い場所の収納には軽い物を入れ、転落防止に突っ張り棒を(撮影/柴田愛子)

 部屋をオシャレにスッキリさせたい! こんな要望に答えてくれたのは、包装作家の正林恵理子さんだ。

 きれいにするには、モノを捨てないといけないの?という疑問に対して、「いえいえ、毎日の生活を支えるお気に入りのモノたちを捨てずに、それでも圧迫感を覚えさせない心地いい空間作りは、誰にだってできますよ」と語る。彼女がパリで暮らし、身につけた“モノを美しく見せながら収めるノウハウ”を、ご自宅を例に紹介する。

 収納のために、捨てたくないモノまで手放す必要はないし、収めるべき場所に入りきらないからと、適当な場所に詰め込めば、使い勝手が悪くなるというのが正林さんの持論。

「わが家は夫と子供の3人家族。私の調理道具やラッピングの道具をはじめ、夫や子供の服や本、おもちゃ、そして見ているだけで私を幸せにしてくれる小さな雑貨たちなど、モノがたくさんあります。どれも捨てたくないけれど、部屋の広さには限りがある。そこで考えたのが“空間”を使う方法です」(正林さん・以下同)

 既存の収納に収まらない場合は、空間を見直すのがおすすめだという。特に、棚の上や下、扉の裏、机の下、洗濯機の上などは要チェックだ。少しでもスペースがあるなら、活用しない手はない。

 突っ張り棒やフック、磁石などを活用すると、収納するスペースを新たに作り出せる。詳しい方法は下記を参照してほしい。すぐに試せる裏ワザばかりだ。

◆“百均”を活用

棚の内側の壁にフックを「ハ」の字に取り付けると鍋の蓋置きに(撮影/柴田愛子)

 棚の上の空間が空いている場合は、 “百均”などで売られているかごを取り付けたり、突っ張り棒を3~4本設置すれば、オリジナルの棚になる。

「“百均”の収納グッズでは、突っ張り棒がイチオシ。棚が作れたり、目隠し用のカーテンレールになるほか、高い場所に置いたモノが落ちてこないよう、転落防止の“つっかえ棒”としても使えます」

 また、フックも便利。2つのフックを「ハ」の字に取り付けると、鍋などの蓋を収納できる。試してみて!

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン