芸能

私立合格のジャガー横田の長男、公立中へ越境進学の理由

5月初旬、タクシーを待つジャガー

「あれ? あの子、大維志(たいし)くんじゃない?」、「本当だ! 彼、私立に受かったんじゃなかったっけ?」。新学期が始まってから1か月半。都内のある公立中学校の保護者の間で、1人の新入生の話題が飛び交っていた。噂の主は、ジャガー横田(57才)と医師の木下博勝さん(51才)夫妻の長男・大維志くん(12才)だ。

 大維志くんといえば、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)が150日間にわたって中学受験に密着。放送回を重ねるごとに注目を集め、大人気企画となった。

「大維志くんの芸人顔負けのキャラクターもあいまって、この企画で『スッキリ』は最高視聴率を記録しました。気づけば、多くの視聴者が彼の“医師になりたい”という夢を応援していました」(日本テレビ関係者)

“偏差値41から偏差値71の私立中学を目指す”という目標を掲げていたが、結果は「2勝7敗」。第1志望と第2志望には不合格だったという。しかし、得意の英語を使った試験で“滑り止め”の私立中学に見事合格したところで密着は終了した。

 受かったのは医学部のある付属中学2校。大維志くんはそのどちらかに進学するものと思われていたが、最終的には都内にある公立中学校への進学を決めたという。いったいなぜか。

 ジャガーを直撃すると、「ごめんね。その件についてはお話しできないんですよ…」と、申し訳なさそうに答えた。

木下博勝さんのブログに登場する長男・大維志くん

 別の日テレ関係者が、代弁する。

「『スッキリ』関係者には報告があったようで、彼らによれば理由は3つ。1つは合格した私立中学の保護者から“テレビでさんざん滑り止めと言われ、他の生徒がやる気をなくしてしまう”というクレームがあったこと。次に私立中学でエスカレーター式に高校進学するよりは、誰もが高校受験をする環境下で高校受験の準備をする方がいいのではないかという判断。

 3つ目は大維志くんが“タレント活動をして受験を頑張る人たちのアイコン的な存在になりたい”という思いを強く抱いていることも大きかったようです。多くの私立ではタレント活動は禁止されていますから」

 ちなみに、彼が進学した公立中学は“普通”の学校ではなく、全国の教育関係者から注目を浴びる存在だという。

「宿題なし、テストなし、クラス担任も廃止という独自の教育理念を打ち出していて、しかも進学率が非常に高い。わざわざ越境してその中学に入学する生徒がいるほどの人気校です。大維志くんも越境入学ですが、意識の高い子が集まっているので、高校受験を目指すにはうってつけの環境だと思います」(教育関係者)

 別の日テレ関係者によると、「すでに大維志くんの高校受験に密着する企画も進んでいる」という。

 入学も束の間、大維志くんの闘いはもう始まっているようだ。

※女性セブン2019年5月30日号

関連記事

トピックス

2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
中途採用応募者が急に増えて担当者は困惑(写真提供/イメージマート)
《SNSの偽情報で実害》中途採用に「条件満たさない」応募者が激増した企業、勝手にFラン認定された大学は「少子化の中、学生に来てもらう努力を踏み躙られた」
NEWSポストセブン
趣里(左)の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊(右=Getty Images)
趣里の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊、父と娘の“絶妙な距離感” 周囲が気を揉む水谷監督映画での「初共演」への影響
週刊ポスト
日本復帰2戦目で初勝利を挙げたDeNAの藤浪晋太郎(時事通信フォト)
横浜DeNA・藤浪晋太郎を大事な局面で起用する三浦大輔監督のしたたかな戦略 相手ファンからブーイングを受ける“ヒール”がCSの行方を左右する
週刊ポスト
宮路拓馬・外務副大臣に“高額支出”の謎(時事通信フォト)
【スクープ】“石破首相の側近”宮路拓馬・外務副大臣が3年間で「地球24週分のガソリン代」を政治資金から支出 事務所は「政治活動にかかる経費」と主張
週刊ポスト
15人の大家族「うるしやま家」(公式HPより)
《ビッグダディと何が違う?》フジが深夜23時に“大家族モノ”を異例の6週連続放送 今、15人大家族「うるしやま家」が人気の背景 
NEWSポストセブン
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
高校ゴルフ界の名門・沖学園(福岡県博多区)の男子寮で起きた寮長による寮生らへの暴力行為が明らかになった(左上・HPより)
《お前ら今日中に殺すからな》ゴルフの名門・沖学園「解雇寮長の暴力事案」被害生徒の保護者らが告発、写真に残された“蹴り、殴打、首絞め”の傷跡と「仕置き部屋」の存在
NEWSポストセブン
濱田よしえ被告の凶行が明らかに(右は本人が2008年ごろ開設したHPより、現在削除済み、画像は一部編集部で加工しております)
「未成年の愛人を正常に戻すため、神のシステムを破壊する」占い師・濱田淑恵被告(63)が信者3人とともに入水自殺を決行した経緯【共謀した女性信者の公判で判明】
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
《外道の行い》六代目山口組が「特殊詐欺や闇バイト関与禁止」の厳守事項を通知した裏事情 ルールよりシノギを優先する現実“若いヤクザは仁義より金、任侠道は通じない”
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン