とくに、建国70周年の記念式典は中国の主要都市で一斉に開催されることから、1カ所でも騒乱事件が起これば、他の都市に連鎖反応的に広がっていく可能性があることから、警察当局は極めて警戒しているといえる。
警察ではエアガンを売買していた62人を逮捕しているが、売買の連絡手段はインターネットが使われているという。
一方、肝心の銃器については、密造銃工場が450カ所摘発されたほか、本物の銃器も10万丁以上あったという。これらは、中国人民解放軍の地方部隊が違法に横流ししているとみられるが、さすがの公安省も軍の基地まで取り調べの捜査を拡大できないようだ。