今年も実行委員会主催のミスコンには、化粧品大手「DHC」やフジテレビのアナウンサー養成所など複数の協賛企業が名を連ね、優勝者には100万円、準優勝2人には各30万円の賞金が渡される。
さらにメディアの密着企画も予定されているという。
「他にもテレビ局やネットメディアを含めて、多数の企業に協賛をいただいております。エントリーした女性の中には、“将来はアナウンサーになりたい”ということを前面に出されている方も多い。今後の露出面を考えれば、そうした候補者の期待に応えられるコンテストになっていると自負しています」(「ミス慶應コンテスト2019実行委員会」の代表)
一方、KOPURE側もすでに複数の企業から協賛の打診を受けており、「詳細は近日中に発表する」とネットニュースサイトで明かしている。
慶應大学を創立した福澤諭吉は、「天は人の上に人を作らず」との言葉を遺したが、後の世の教え子たちは「ミスの上にミス」を重ねようとしているようだ。
※週刊ポスト2019年6月7日号