令和初の新茶も出回り、コンビニでも毎週のように新商品を見かけるお茶スイーツ。味わいも見た目も華やかに進化している、今食べたいお茶スイーツを、お茶のプロ4人に教えてもらった。
◆『抹茶シュークリーム』1個303円/愛国製茶
抹茶を練り込んだシュー生地に、抹茶生クリームとカスタードをイン。茶審査技術十段の前田文男さんはこう推薦する。
「京都宇治産の上質な抹茶をふんだんに使用した生洋菓子は、程よい苦さと甘さが特徴です」
◆『抹茶フィナンシェ』1個216円/愛国製茶(取り寄せ可)
東京の製茶会社で作られる、お茶をしっかりと感じられるフィナンシェ。
「濃厚な抹茶の品のいい香りと、バターの風味が抜群の相性で、一度食べるとクセになる味です」(前田さん)。
【Profile】茶審査技術十段 前田文男さん●静岡の「前田幸太郎商店」茶師。NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』への出演など、メディア出演や企業とのコラボも多数。
◆『宮崎煎茶ブラウニー』1350円(6個入り)/パティスリーブランダジュール(取り寄せ可)
茶葉のほどよい苦味が、ホワイトチョコ、南九州産の黒糖と絡み合う。日本茶アドバイザー専任講師の白尾尚美さんは魅力をこう語る。
「宮崎県都農町産の有機茶(あさつゆ品種)を使用。お茶本来の風味をしっかり味わえる逸品です」
【Profile】日本茶アドバイザー専任講師 白尾尚美さん●宮崎茶を中心とした日本茶を扱う「白玄堂」ディレクターで、日本茶インストラクター・リーダー、煎茶手もみ教師。