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2019.07.16 07:00  週刊ポスト

肺がんと胃がん X線、バリウム以外の検査方法が増える

検査で「見つかる」「わかりにくい」病気一覧

 事実、胸部X線検査における肺がんの偽陰性率(実際は陽性なのに「陰性」の検査結果が出た割合)は、最大で50%というデータもある(日本医療機能評価機構が複数の研究結果をまとめた報告より)。つまり、半数の肺がんが“見逃されている”ことになる。

 同様の傾向は、胃の「バリウム(上部消化管X線)検査」にもあるという。

「バリウム検査では、胃潰瘍やポリープは比較的見つけやすい。ただ、腫瘍が小さい初期の胃がんや、壁づたいに広がるような食道がんの早期発見には向きません」(同前)

 厚生労働省の「地域保健・健康増進報告」によれば、2016年度の新規胃がん患者13万人のうち、自治体のバリウム検査で発見されたものはわずか4500人にとどまった。

 そのため、近年は「肺がん」「胃がん」の早期発見のためには、別の検査手法が選ばれることが増えてきた。

※週刊ポスト2019年7月19・26日号

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