芸能

市川海老蔵vs朝日新聞文化欄 「絶対に褒めない」辛口批評

褒めないのも愛情か(写真/時事通信フォト)

 歌舞伎役者の市川海老蔵(41)が体調不良で『七月大歌舞伎』(歌舞伎座)を休演し、公演中止となったことが、波紋を呼んでいる。

「歌舞伎座の公演が中止になるというのは前代未聞です。歌舞伎役者が体調不良で休むことはありますが、その際は必ず代役が立つ。ましてや歴史ある歌舞伎座での公演ですから、他の舞台とは重さが違う。中止は想定外です」(歌舞伎関係者)

 今回の公演中止は、海老蔵の“存在感の大きさ”が原因という指摘もある。

「来年5月の大名跡・市川團十郎襲名を控えて、周囲が海老蔵さんを大切に扱うあまり、誰も意見を言えなくなっている。彼は従来から“自分の代わりはいない”という強い意志を持っていますが、周りがイエスマンばかりで、中止を回避するよう進言できる人もいなくなってしまったのではないか」(前出・歌舞伎関係者)

 そんな中で、唯一、海老蔵に厳しい態度で臨んでいるメディアがある。朝日新聞の文化欄だ。7月12日、数学者の新井紀子氏が同紙の連載で、〈朝日新聞の文化欄の劇評(中略)、市川海老蔵を頑なと言えるほどほめない〉と綴ったほどだ。

 古くは2015年7月、海老蔵が出演した『七月大歌舞伎』について、〈海老蔵には洗練された凄みがない〉〈型は大仰でセリフが腹に響かない〉とバッサリ。2016年12月には、海老蔵の十八番演目『三升曲輪傘売』を〈様々な傘を出す奇術ショー〉と切って捨てた過去がある。

関連記事

トピックス

大谷の「二刀流登板日」に私服で観戦した真美子さん(共同通信)
「私服姿の真美子さんが駆けつけて…」大谷翔平が妻を招いた「二刀流登板日」、インタビューに「今がキャリアの頂上」と語った“覚悟と焦燥”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《お腹にそっと手を当てて》ひとり娘の趣里は区役所を訪れ…背中を押す水谷豊・伊藤蘭、育んできた3人家族の「絆」
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
《前科は懲役2年6か月執行猶予5年》「ストーカーだけでなく盗撮も…」「5回オートロックすり抜け」公判でも“相当悪質”と指摘された谷本将志容疑者の“首締め告白事件”の内幕
NEWSポストセブン
硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン