厄年を迎えたラッキィ池田氏
これまでは「42歳」が「大厄」とされ、人生で最も大きな災難が起こりやすいとされてきた。
「42歳の年齢的な根拠は『42=死に』といった語呂合わせですが、ちょうどその年齢の男性は仕事で重要なポジションについてストレスが増え、体力も衰えてゆく時期です。実際に心身両面で大きなトラブルが起きやすい年齢なので、大厄という概念が定着したのでしょう」(前出・島田氏)
昔は60歳まで生きれば後は隠居生活なので厄など気にする必要はなかったが、今は現役バリバリ。そこで「61歳男の厄年」にスポットが当たるようになった。
自身も気にしていたという政治ジャーナリストの藤本順一氏(61)が語る。
「今は定年になってもリタイアでなく、その先何十年と続く新たな長い人生がスタートするとの意識が強まっています。その一方で、かつての42歳のように、今や60歳を過ぎた男性も新生活の中で大病を患ったり、身辺に不幸が起きるケースも目立つようになる。そこで人生の再スタートを前に身を引き締める契機として、61歳厄年が注目されるようになったのでしょう」
◆ラッキィでも“骨にヒビ”
厄年を迎えたことを最近知ったというタレントで振付師のラッキィ池田氏(59)は、こんな災難に見舞われたという。