写真のような飴色より焦げ茶色になるまで炒めて(撮影/鈴木江実子)

■カレーの素の作り方

【1】玉ねぎを炒める
 フライパンにサラダ油を熱し、みじん切りにしたしょうが、にんにく、玉ねぎを強めの中火で炒める。

「焦げ茶色になるまで炒めると味に深みが増します。飴色(2枚目写真)では、まだ炒め足りません」

【2】トマトを加え、炒める
 ざく切りのトマトを加え、木べらでつぶしながら、水けがなくなるまで炒める。焦げそうになったら火を弱める。

「酸味より甘みを足したい場合は、生ではなくトマト缶1/2缶を使います」

【3】スパイスと塩をなじませる
 クミン、コリアンダー、ターメリック、塩を加え、弱火で1分ほど炒め合わせればカレーの素の完成。

「加熱しすぎると香りが飛ぶので、均等に混ざったら火を止めます」

【POINT】
◆冷凍保存できる
 カレーの素が冷めたら保存袋に入れて冷凍庫へ。1か月ほどもち、風味もキープできる。

◆味つけは塩だけ
 味が薄いと感じたら、スパイスの香りを消さない塩で味を調える。ひとつまみずつ加えると、失敗が少ない。

◆辛味は少量の唐辛子 or 黒こしょうで調整
 辛みは最後に加える。唐辛子はじんわり、黒こしょうは刺激的な辛さ。唐辛子は粉末状のチリペッパーや一味唐辛子が使いやすい。

◆のばす水分を変えればバリエが広がる
 カレーの素に水分を加える際、具材に合わせて牛乳、ココナッツミルクなどで変化をつけると味も大きく変わる。

※女性セブン2019年8月22・29日号

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