ライフ

自宅でできるタピオカドリンクのレシピ、さよなら行列!

自宅で作れるタピオカドリンク。左からタピオカローズヒップティー、タピオカカルピスソーダ、タピオカミルクティー(撮影/菅井淳子)

 台湾発祥のタピオカドリンクが空前のブーム。専門店には行列ができるほどで、買うのも一苦労。それならば、自宅で作ってしまえばいいのでは? 手軽に作れるタピオカドリンクのレシピを紹介する。

●教えてくれたのは…
料理研究家・島本美由紀さん/ラク家事アドバイザー、食品保存アドバイザーとしても活躍。豊富なアジア旅行経験から、ガイド本も多数出版。

「タピオカは、“キャッサバ”という南米原産のいもの粉が原料。家庭で粉から作るのは難しいのですが、最近はスーパーで既製のものが入手できるようになりました。とはいえ、入荷日に完売するほどの人気。家庭でもっと気軽に楽しむなら、片栗粉で食感が再現できます。時間が経つと餅っぽい食感になるので、ゆでたてを食べてくださいね」(島本さん)

『乾燥タピオカ』→スーパーなどで入手できる。ゆで時間が1時間となっている場合でも、ひと晩水につければ、2~3分ゆでて冷水にさらすだけでOK。水気を切ってラップで包み、冷凍室で1か月保存できる。

『冷凍タピオカ』→使いたい分を冷凍のまま2~3分ゆでるだけと、より手軽。スーパーなどで購入できる。

■『タピオカミルクティー」 の作り方(1人分)
【1】紅茶の茶葉大さじ1/2、熱湯1/2カップで淹れたお茶に、グラニュー糖大さじ1/2、牛乳1/2カップを加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
【2】グラスにタピオカ(ブラック)大さじ3を入れて【1】を注ぐ。

■『タピオカカルピスソーダ』の作り方(1人分)
【1】グラスにタピオカ(ブラック)大さじ3と氷適量を入れる。
【2】【1】にカルピス1/4カップと炭酸水1カップを注ぎ、ミント適量を飾る。

■『タピオカローズヒップティー』の作り方
【1】ローズヒップティーのティーバッグ1袋を熱湯3/4カップで淹れたお茶を、冷蔵庫で冷やす。
【2】グラスに黒糖タピオカ風団子(片栗粉製・下記参照)大さじ3と氷適量を入れ、オレンジジュース1/2カップを注ぎ、【1】をゆっくり注ぐ。

■『黒糖タピオカ風団子』の作り方
材料:片栗粉・50g、熱湯・大さじ2、黒糖・大さじ1強(10g)
【1】色と味を付けるための黒糖に熱湯を加えて溶かす。これをボウルに入れた片栗粉に少量ずつ加え、練る。
【2】【1】がひとかたまりになったら、直径約1cmの大きさに丸める。
【3】【2】のすぐ食べる分を熱湯に入れ、中火で約20分ゆでる。残りはラップに包んで翌日まで冷蔵保存可。
【4】ゆでたものを流水で洗い、冷水に2~3分さらす。長時間水につけておくと、硬くなるので注意。

※女性セブン2019年9月12日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
民放ドラマ初主演の俳優・磯村勇斗
《ムッチ先輩から1年》磯村勇斗が32歳の今「民放ドラマ初主演」の理由 “特撮ヒーロー出身のイケメン俳優”から脱却も
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン