各大学の鉄道研究会同士の交流行事としての「てっけんサミット」は、今後も続いていくであろう。全国各地から鉄道研究会が集まる数少ないイベントであるため、「てっけんサミット」でしか会うことのない団体やその構成員も決して少なくない。
互いに共通の趣味を持ちつつ、その中で違うものを守備範囲とする全国の鉄道研究会員たち。離れた地域で暮らす彼らが集まり、持ちうる知識を交換し合い、知見を深めていく。てっけんサミットの存在意義は、そこにあるのではないだろうか。
●取材・文/早稲田大学鉄道研究会 広報担当
●取材協力/関西学生鉄道研究会連盟(監修)、てっけんサミット実行委員会、立命館大学鉄道研究会、関西大学鉄道研究会、名城大学鉄道研究会、中部大学鉄道研究会、明治大学鉄道研究会、首都大学東京鉄道研究会、筑波大学鉄道研究会「旅と鉄道の会」、富山大学鉄道研究会、芝浦工業大学鉄道研究会)