芸能

川越シェフ再始動「今度はフレンチだ」2店舗同時オープンへ

フレンチに転身

 イタリアンのカリスマイケメン料理人として2009年ごろから一世を風靡し、数々のレギュラー番組を持つなどタレントとしても成功を収めた川越達也氏(46)。ここ数年はメディアに露出しなくなっていたが、実は水面下で再始動の計画が着々と進んでいた。今度はフレンチに転身し、都内にレストランをオープンさせるのだという。

 9月下旬の午後3時過ぎ、東京・中目黒の住宅街にある店舗のような建物から、川越氏が足早に出てきた。向かった先は銀座。こちらも飲食店のような建物で、午後7時ごろまでこもり、今度は渋谷へ移動した。店の関係者と思われる数人と合流し、雑貨店で入念に食器選びをしていた。

 川越氏の復活計画を知る関係者A氏によると、年内に中目黒、銀座に2店舗をオープンするという。A氏が言う。

「中目黒は川越さんがオーナーで、銀座はプロデュースですね。中目黒店は創作フレンチです。川越さんといえば創作イタリアンが代名詞ですが、『隣の店舗がイタリアンだから、イタリアンはやめて』って、テナントの大家さんから言われたそうですよ。それで銀座も創作フレンチにしたそうです。実は川越さん、駆け出しのころは大阪のフランス料理店で働いた経験もある。今回は自分で腕を振るうわけではないけど、フレンチの知識もかなりのものです」

 多店舗経営にバラエティー番組出演、料理本は飛ぶように売れ、さわやかな笑顔が「川越スマイル」と人気を博した川越氏。一方で、店の超高級志向がネックとなり、インターネットの飲食店情報サイトに「水だけで800円取られた」と書かれ批判された、“水800円騒動”が巻き起こった。川越氏は「人を年収で判断してはいけないと思いますが、年収300万円、400万円の人が高級店に行って批判を書き込むこともあると思うんです」と応戦し、イメージが急降下。バッシングの影響か、都内の店舗は閉店の憂き目にあった。

 2017年には週刊文春の直撃取材に「もう僕は皆様に忘れていただきたくてしょうがない」と、フェードアウトを宣言していたが、今年8月放送の『爆報!THEフライデー』(TBS系)で3年ぶりにテレビ出演。2016年に再婚した妻、長女と長野に転居したことを明かしていた。そんな川越氏が、東京で再出発するのだ。

 店舗は年内に中目黒でプレオープンする予定だが、「今度の店は、ひっそりとやりたいみたいです」(A氏)という。気になるのは、そのお値段だ。

「中目黒は客単価1万5000円くらいで、銀座は2万円ぐらいだと聞いています」(A氏)

 再び高級路線で勝負に挑むようだ。

店の関係者と思われる男性と談笑していた

また高級路線で挑戦

関連キーワード

関連記事

トピックス

モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト