芸能

変わった場所のイベント続々、銭湯は「裸でテンション上がる」

銭湯のイベントで絶叫するAMEMIYAとサウナ好き男性

 2000年代中盤以降、東京都内の様々な場所でイベントが行われるようになった。「イベントができる書店」として知られる下北沢の「本屋B&B」や、五反田のコワーキングスペース「CONTENTZ」などでもイベントが行われている。

 23日、高円寺の銭湯・小杉湯では「冷やし中華はじめました」の持ちネタで知られる芸人のAMEMIYAとサウナ好き男性25名が集うイベントが開催された。小杉湯ではこれまでにもフィンランド夏の最大のイベントである「夏至祭」や、漫画にまつわるトークイベントなど様々なイベントが行われてきた。

 今回のイベントの主催者は花王で、同社の新商品『バブ メディキュア 発汗リフレッシュ浴』の発表会だった。この日、サウナ好き芸人として知られるAMEMIYAがゲストとして登場し、オリジナルソング『家サ活はじめませんか?』を初披露した。「家サ活」とは、家でサウナのように汗をかく体験ができることだという。

AMEMIYAと銭湯で記念撮影をするサウナ好き男性

 イベントでは、イシハラクリニックの石原新菜先生が汗をかくメリットについて説明。

「汗を出すことは、便尿を出すことと同じです。汗腺は排泄器官でもあるのです。一日一汗で老廃物を出しましょう。血行が良くなり、代謝が良くなり肩こりにいいです。お風呂に入って汗を出すことが重要です。寝つく時は、体温が下がると眠れるようになります。疲れていたり、体温が低いと眠りにくいので、寝る前にお風呂に入ると良い睡眠が取れます」

 その後AMEMIYAは自身が頻繁にサウナに行くことを述べたほか、前出の『家サ活はじめませんか?』をノリノリで披露。サウナ好き男性25人もノリノリだったが、AMEMIYAは興奮してきたのか、自分が大好きな銭湯でライブを行っていることについて「最高ですよ! こんな経験ないです! お風呂も好きだし、サウナも好き。だから嬉しい。俺は今、武道館に立ってるみたいだ!」と絶叫。

 これには来場者から「さすがにそれ、大袈裟すぎるだろ…」と苦笑は洩れたものの、その後もAMEMIYAのトークは止まらない。「俺達は一つだ! この前ね、サウナ行った時、ラグビーで日本が勝った瞬間をサウナで見たんですよ。その時も一体感はすごかったけど、今日の方がすごい! 俺達はSAUNA JAPANだ!」と述べると25人の男性も「ウォーッ!」と雄叫びをあげ、その後は湯船に突入。

発汗の効用について銭湯で語るイシハラクリニック・石原新菜先生

「バブ」入りの湯船にAMEMIYAも含めた25人がギューギュー詰めに入り、汗をかき、取材陣の求めに応じてポーズを取った。参加者の40代男性は「今日は風呂・サウナ好きな人が集まっているというのもあるけど、この空間、マジ楽しいですね。みんな裸で妙にテンション上がります! 銭湯イベント最高!」と語っていた。各所で防水ケースに入れたスマホで記念撮影を撮り合う姿も多々見られた。

 この日参加したAMEMIYAは自身のブログで「なんなのですか、この倒錯的な環境」と述べていたが、「裸の付き合い」ができる銭湯でこうした発表会を行うと、かなり盛り上がることが分かるイベントとなった。

銭湯でオリジナルソング『家サ活はじめませんか?』を披露するAMEMIYA

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