雪豹突撃隊は対テロ作戦を任務とし、 武警の北京市総隊第13支隊特勤大隊に所属しており、400人以上の隊員を擁している。2014年5月にヨルダンの首都アンマンで、ロシア、米国、カナダなど19か国から35の部隊の特殊部隊が参加して行われた「第4回特殊部隊競技会」で、雪豹突撃隊代表チームが堂々の優勝を飾っており、世界の軍隊の中でも、極めて優秀な部隊といえる。

 そのような部隊がいつ香港駐留軍部隊に配属されたのかは不明で、部隊員の数なども一切分かっていない。雪豹突撃隊はテロが多発している新疆ウイグル自治区や少数民族地区であるチベット自治区にも派遣され、テロ対策などの特殊任務に当たっていることが確認されている。それだけに、ある識者は同紙に「彼らが香港に駐留していることが確認されたことで、彼らの香港でテロ対策作戦を展開する準備を進めていることは間違いないだろう」と指摘している。

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