繰り返される「バースの再来の悲劇(喜劇?)」について、デイリースポーツの元編集局長・平井隆司氏がいう。
「左打者と聞いただけで、見てもいないのに騒ぐのは恒例行事。新外国人の写真が手に入ると、みんな同じような角度のバースの写真を必死で探していました」
たしかに、今回のボーアも、同じ角度のバースの写真と一緒に同紙の一面を飾っている。平井氏が続ける。
「ただ、俺は自分の担当する記事ではシーズン開幕前に“バースの再来”という言葉は使ったことがない。記事でウソをつくのは読者を裏切ることですから」
やっぱり「ウソ」なんか~い!
※週刊ポスト2019年12月20・27日号