●石浜神社(いしはまじんじゃ):道教の仙神で、幸運と長寿を授ける寿老人
・東京都荒川区南千住3-28-58
724年創建の石浜神社
聖武天皇時代の神亀元(724)年に創建。御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)、豊受大神(とようけのおおみかみ)。【下中央】昭和52(1977)年、浅草七福神の復活時に奉安された寿老神像。
●鷲神社(おおとりじんじゃ):道教の仙神で、幸運と長寿を授ける寿老人
・東京都台東区千束3-18-7
「おとりさま」の名で親しまれる鷲神社
「おとりさま」の名で親しまれ、11月の「酉の市」で有名。開運、商売繁盛、殖産に御神徳の高い天日鷲命(あめのひわしのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、寿老人が祀られる。
●矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ):幸福、生活の安定、健康・長命を授ける福禄寿
・東京都台東区松が谷2-14-1
台東区松が谷の矢先稲荷神社
寛永19(1642)年、第3代将軍・徳川家光公が建立した三十三間堂の守護神として稲荷大明神を勧請し、創建。御祭神は倉稲魂命。拝殿に奉安される福禄寿像と拝殿の格(ごう)天井には上杉謙信など、神武天皇時代から昭和までの「日本馬乗史」を描いた100枚の馬乗絵が奉納されている。
撮影■太田真三
※週刊ポスト2020年1月17・24日号