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2020.03.04 07:00  週刊ポスト

武田鉄矢「ドラえもんになにやら恩義を感じてしまう」名場面

てんとう虫コミックス「ドラえもん」第6巻より

「どこでもドア」「タケコプター」をはじめ、夢と希望に満ちた“ひみつの道具”を四次元ポケットから取り出す未来から来たネコ型ロボット・ドラえもん。誕生から50周年を記念して、各界の“ドラえもん好き”著名人に、22世紀に伝えたい言葉、場面を聞いた。歌手で俳優の武田鉄矢が選んだのは、てんとう虫コミックス『ドラえもん』第6巻 「こいのぼり」だった。

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 ドラえもんの世界には戦後の昭和が息づいています。のび太たちの暮らしの風景、空き地や町家などは戦後団塊の我らが生きていた時代そのものです。

「こいのぼり」のてつやには父がいません。暮らしは貧しく、懸命に母が働いている様子です。昭和の明るい貧しさの物語です。私“てつや”は、この話を読んでドラえもんになにやら恩義を感じてしまうようになりました。

 ドラえもんの魅力は藤子・F・不二雄先生のキャラクターの描き方です。えんぴつ一本ですぐに真似して描ける、シンプルな姿と表情。だからこそ、ドラえもんは子どもたちのノートの隅や放課後の黒板のイタズラ書きにも登場するキャラになれたのです。

 ドラえもんはなつかしい昭和の「平面」世界で生きています。

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