武田鉄矢一覧

【武田鉄矢】に関するニュースを集めたページです。

武田鉄矢が主演を務めた『3年B組金八先生』にも、当時の世相が映し出されていた
【特集1982年】『金八」『あばれはっちゃく』など社会問題を投影したドラマが人気
 今から40年前の1982年、バブル経済が訪れる数年前のこの時代には、その後も名作として語り継がれるドラマが数多く生まれた。この年に話題となったドラマにはどんな特徴があったのか。家庭でも学校でもつらい日常のドラマに共感「1982年に話題になったテレビドラマは、家族の因習や社会問題などを描いた作品が多かったんです」 とは、コラムニストの吉田潮さん(「」内、以下同)だ。「家族や夫婦の愛憎を描き続けた脚本家の故・橋田壽賀子さんは当時57才。この年、『夫婦』『結婚』『ああ離婚』(いずれもTBS系)など、夫や家族の理不尽さに“耐え忍ぶ妻”を頻繁に描いていました。ドラマを見ることで、女性の社会的地位の低さがよくわかりました」 ドラマのテーマは、“日常のつらさ”を扱ったものが多かった。学園ドラマでもそれは踏襲され、『3年B組金八先生』をはじめ、『桜中学シリーズ』(『1年B組新八先生』『2年B組仙八先生』『3年B組貫八先生』)などが制作された。「学歴が重視され、受験戦争が激化したことの弊害が表面化してきたのがこの頃だったんです。いじめや校内暴力などがニュースになり、“落ちこぼれをどうするべきか”は社会問題になりました。それを扱ったのが学園ドラマ。やはり、武田鉄矢さんの存在感が圧倒的でした。説教の口調、ヘアスタイルはクセが強く、独特の温度と粘度がありました。これが、時代が求める熱血教師像に合致したんだと思います」 子供向けのドラマも、社会問題を投影したリアリティーあふれる作品が人気を呼んだ。その代表作が、児童文学者・山中恒(ひさし)さんの小説を原作にした『あばれはっちゃく』(テレビ朝日系)だ。「正義感の強いガキ大将・桜間長太郎を主人公に、すぐに手が出る昔気質の大工の父、人情派の母、ガリ勉の兄が登場し、学校や家庭の問題を子供目線で解決していきます。 子供は大人の言うことを聞いてあたり前という時代の光となる作品で、1979〜1985年の5期にわたって制作されました」NHKは名脚本家の力作がそろい踏み この年、特筆すべきなのはもう1つ、NHKの連続テレビ小説や大河ドラマの視聴率の高さだ。家族そろって見るテレビ番組の代表的ドラマだったのだろう。「この当時のNHKのドラマは、山田太一さん、ジェームス三木さん、小山内美江子さんなど、円熟期を迎えた著名な脚本家が書いていました。彼らが生み出す、たくましくて魅力的な登場人物は、上昇傾向にあった当時の社会の熱さと合致したのではないでしょうか」 ドラマには共感とリアルな解決策が求められたのかもしれない。取材・文/前川亜紀、番匠郁※女性セブン2022年4月21日号
2022.04.12 07:00
女性セブン
最初のオファーは「なんで私?」と驚いた
武田梨奈、尊敬する武田鉄矢の言葉「暮らしの匂いがする」が励みに
 女優・武田梨奈(30)がドラマ『ワカコ酒』シリーズの主人公・村崎ワカコ役を演じるようになって7年になる。1月よりSeason6が放送中(BSテレ東、毎週月曜深夜0時〜)で、いまや武田の代表作のひとつと言っても過言ではない。 ワカコと共に歩んできた7年間、ひとりの役者としてもさまざまな変化があった。尊敬する俳優・武田鉄矢の「他の若い女優さんにはない“暮らしの匂い”がする」という言葉が、武田の励みになっている。「なんで私なんだろう?」──今でこそプライベートでもひとり飲みを楽しむ武田さんですが、ワカコ役に起用されるまでは、お酒をあまり飲まないほうだったと聞きました。それまでは空手やアクションを得意とする女優さんとして知られていましたね。武田:そうなんです。最初にオファーをいただいたときは、「なんで私なんだろう?」とびっくりしたのを覚えています。プロデューサーの方と以前お仕事をしたことがあって、その方が「空手やアクションとは別の顔を見たい」と考えてくださったとは聞きました。今となって自分で思うのは、「親しみやすさ」がよかったのかなぁと。──親しみやすさ?武田: 居酒屋のカウンターにいても浮かずに馴染みそうな雰囲気が、視聴者の方にも共感を持っていただいているのかなと思います。「本当にお店にいそうな感じがいい」と言っていただけます。──武田さんはよく食べるので、『ワカコ酒』の撮影にはぴったりだと聞きました。武田:プロデューサーや監督がそれを知っていたかはわかりませんが、たしかに私は食べることが生活の楽しみのひとつです。食べるシーンの撮影は、少なくとも3回はあります。食べ飲みをたくさんすることになるので、ちょっと大きい胃袋の持ち主じゃないとキツい撮影かもしれないですね(笑)。──毎回のハイライトと言える「ぷしゅー」のシーンのこだわりは?武田:「ぷしゅー」は原作漫画のファンの方々にとっても思い入れの深い要素だからこそ、「全然違う!」と言われたらどうしようか、初めすごくプレッシャーを感じていました。監督に相談したところ、「思うようにやっていいよ」と言ってもらえたので、あえて事前に「こういうふうに演じよう」とは决めずにやっています。 本番で実際にお酒を飲んで演じているんですが、喉がカラカラのときに唐揚げとビールでしたら勢いのある「ぷしゅー!」で、しっぽり日本酒のときは吐息のような「ぷしゅー」と、食べ物やお酒に合わせて変えています。吉行和子の影響、武田鉄矢の言葉──この7年間で、役者として変化を感じることはありますか?武田:“与えられたものだけ”で芝居をすることがなくなった気がします。昔は台本もメイクも衣装も用意されたものをそのまま受け取っていましたが、この頃は、自分が考えたことや気になったことを現場で伝えるようにしています。 それは、映画『海すずめ』(2016年)で共演した吉行和子さんの影響が大きくあります。愛媛県宇和島市でのロケで、吉行さんは商店街で自らヘアピンやスカーフを買って、「もともとの衣装も素敵だけど、宇和島の女性はこういうものを身に着けていたから、こちらのほうが町並みにより溶け込むことができるんじゃないでしょうか」と監督に提案していたんです。それを見て、自分に足りないところはこういう部分じゃないかと感じました。 もちろん当時も「言われたことに100%、いや100%以上で返そう」という方向で努力していたんですが、「言われたこと以外のアプローチをすることだって大事なんだ」と視野が広がりました。──この7年間で、プライベートで変化したことはありますか?武田:仕事と繋がる話になりますが、日々の生活全てを大切にするようになりました。尊敬する武田鉄矢さんが『ワカコ酒』にゲスト出演したとき、「あなたは、他の若い女優さんにはない“暮らしの匂い”がする」と言っていただけて、それがすごくうれしかったんです。実家暮らしが長かったので、あまり家事は得意ではなかったんですが、それから料理や洗濯など可能な限り自分でやるようになりました。「自分の言葉で自分を表現する」──『ワカコ酒』に限らず、役者としての今後の目標を教えてください。武田:30代になったので、大人の女性の役にも挑戦したいです。あとはアクション映画で代表作を作りたいですね。──映画『ジャパニーズ スタイル Japanese Style』(2022年公開)に企画から携わるなど、どんどん活躍の場を広げていますね。武田:『ジャパニーズ スタイル Japanese Style』は編集が無事終わって、公開に向けて動いているところですが、作品を世に出すことの大変さをあらためて実感しています。今まで見えなかった舞台裏を知って、スタッフさんに対する敬意がより強くなりましたし、「作品づくりにおいて自分にできることはまだたくさんある」とも感じました。──本日はありがとうございました。これは失礼な感想に聞こえるかもしれませんが、デビュー当時の武田さんに「口下手なのかな?」という印象を持っていたので、こんなにお話が上手な方だったのかと驚いています。武田: 20代前半の頃の私って、何でもハイって答えていました(笑)。長年空手をしていた癖があるんだと思います。全部の「できるか?」に対して「押忍! できます!」と答える気持ちがすごくあっても、「あなたは何がしたいの?」というふうに聞かれると、自分の言葉でどう表現したらいいのか迷ってしまうことがありました。けれどここ数年で意識が変わってきました。だから今、すごく楽しいです。◆取材・文/原田イチボ(HEW)、写真/小倉雄一郎
2022.03.07 16:00
NEWSポストセブン
武田鉄矢が「福山龍馬」を絶賛するワケとは(写真は桂浜)
武田鉄矢が振り返る“福山雅治の龍馬” 黒船の舳先に立つ姿に嫉妬
 吉沢亮が「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一を演じるNHK大河ドラマ『青天を衝け』が2月14日にスタートした。1963年に大河ドラマが始まって以来、今作は60作目となる。この60作の歴史を振り返ると、数多くの名優たちが素晴らしい演技を見せてきた。 そこで週刊ポストは、視聴者にとって「史上最高の大河ドラマ俳優」は誰なのか、読者1000人にアンケートを実施。1位は『独眼竜政宗』(1987年)で伊達政宗を演じた渡辺謙だった。そして、続く2位に選ばれたのが『龍馬伝』(2010年)の福山雅治だ。コラムニストのペリー荻野氏が語る。「“今さら感”のあった龍馬を二枚目の福山さんが演じることで毛色が変わり、失敗ばかりだけど皆に愛される龍馬を見事に演じました。女性ファンの多い福山さんが週刊ポストの人気投票で2位になるほど男性ファンの心を掴んだことも驚きです」 18歳の頃から龍馬を愛し続け、同作では勝海舟を演じた武田鉄矢は「福山龍馬」を絶賛する。「福山くんはシルエットが抜群で、本当にハンサムな龍馬でした。龍馬はワイルドなイメージがあるけど、本当はすごく柔らかい面のあるフェミニストです。吉田松陰、高杉晋作、新選組など、狂気を帯びた面々が集う幕末において、龍馬だけが持っていた静けさを、クールな福山くんが巧みに表現していました」 敬愛する龍馬との「共演」は百戦錬磨の武田でも心躍る経験だった。「福山くん演じる龍馬から『先生』と呼ばれるだけで、嬉しくて涙が出そうでした。でもあまり接する機会が多いと僕の龍馬像に毒されてしまうから、彼は途中から遠ざかっていった(苦笑)。市井の龍馬研究者がたくさんいるなかで、福山くんは彼なりの龍馬をストイックに追求していましたね」 武田が今でも忘れられないのは、勝と龍馬がオランダ製の咸臨丸に乗船する場面だ。「黒船の舳先に立ち“ひとりタイタニック”状態で海を見渡す龍馬を上空のカメラから撮影しました。龍馬と言えばお決まりの名シーンだけど、どうしても自分が舳先に立ちたくて『俺がやりてぇー!』と思いながら見ていた(笑い)。羨ましくなるくらいかっこいいシーンでしたね」※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号
2021.02.20 16:00
週刊ポスト
武田鉄矢
顔だけで何でもわかる 形状から内面を言語化する相貌心理学
 顔の形状からその人の内面を言語化し、コミュニケーションに役立てられる学問が「相貌心理学」だ。1937 年にフランスの精神科医ルイ・コルマンがつくった分野で、「顔」を客観的なデータとして分析し、その人の人間性や性格を見立てていく。正確な診断を行えば、精度は99%にも及ぶという。日本で唯一の教授資格取得者であり、世界にも15人しか存在しない相貌心理学者の佐藤ブゾン貴子さん(44才)は、「生活のあらゆるシーンで役立てることができます」と話す。「顔さえあれば、どんな人のことでもわかります。たとえば、小さな子供は感情表現がうまくできない子もいますが、相貌心理学で性格を理解すればコミュニケーションの取り方がわかってきます。占いではないため“あなたは何年後に結婚します”といった未来予想はできませんが、“あなたと相性がいいのはこういう顔です”とアドバイスすることは可能です。仮に、外見重視で相手を選んだとしても『この人はこういう性格だ』と理解した上なら、『こんなはずじゃなかったのに…』という後悔は回避できるはず」 性格を変えたい人は、メイクで変えても構わない。「意志が弱く周りに流されやすい人は、アイラインで目尻を上げれば意志が強くなっていきます。メイクによってあなたの印象が変わるので、相手の反応が変化し、その変化があなたの内面にも影響を与えます」(ブゾンさん・以下同) つまり、「顔」と「内面」はつながっているということ。相貌心理学を用いれば、高視聴率ドラマの“カラクリ”も見えてくる。「わかりやすいのは武田鉄矢さんが演じた『3年B組金八先生』。時代背景もあり、放送初期の金八先生は体罰もいとわない熱血教師でした。その当時の武田さんは顔に張りがあり目元も鋭く、“おれの意見を聞け”という強気の顔をしている。それが年を追うごとに金八先生は穏やかな人柄に変化し、武田さん自身もぽっちゃりして目尻が下がってきた。そうやって役と役者の顔が一緒に変化する作品はヒットします。『当たり役』と呼ばれるキャラクターを演じている人は、演技力だけでなく『顔』が視聴者に与えている影響も大きいのです」 初対面の人と会ったとき、“優しそう”“怖そう”など無意識に相手を分類してしまうことがあるが、第一印象から得る直感は意外と的確だという。「そのとき、『あの人はブランド品を持っているから自分とは合わない』など、持ち物や職業などのフィルターを通して見てはいけません。『見る目がない』とはそういうことです」 相手の顔色をうかがうばかりでなく、コミュニケーションはまず「顔」をしっかり見るところから始めたい。【プロフィール】佐藤ブゾン貴子さん(44才)/日本人唯一の相貌心理学教授。1億人を超える顔分析に基づく相貌心理学の分析テクニックを駆使し、講演など幅広く活動。著書に『人は顔を見れば99%わかる フランス発・相貌心理学入門』(河出書房新社)。※女性セブン2020年9月3日号
2020.08.23 16:00
女性セブン
武田鉄矢が語るたのきん、近藤の人気で田原の目の色変わった
武田鉄矢が語るたのきん、近藤の人気で田原の目の色変わった
 数々のスターを生み出したジャニーズ事務所だが、その歴史の中で絶対に避けて通れないのが『たのきんトリオ』だ。 当時、ジャニーズ事務所に所属していた田原俊彦(た/トシちゃん)、野村義男(の/ヨッちゃん)、近藤真彦(きん/マッチ)の3人による『たのきんトリオ』。ドラマ『3年B組金八先生』(TBS系、1979年)の第1シリーズ出演後にブレークし、ジャニーズ事務所社長だった故ジャニー喜多川さん命名した。1枚のシングルも出さないまま、1983年8月、大阪球場で解散コンサートを行った。 そして、『3年B組金八先生』とは、1979年から2011年まで32年にわたり、断続的に第8シリーズまで放送された学園ドラマ(TBS系)。第1シリーズの最高視聴率は39.9%。武田鉄矢(71才)演じる教師・坂本金八が15才の妊娠という衝撃的なテーマを扱い、社会現象にもなった。たのきんトリオをはじめ、以降のシリーズでは亀梨和也、風間俊介、浅野忠信、上戸彩、高畑充希など多くのスターを輩出した。 武田鉄矢に、たのきんトリオの思い出を語ってもらった。 *「1979年に始まった『3年B組金八先生』シリーズは、累計8作で、教え子は200人!」と、武田は胸を張る。たのきんトリオの生みの親が故ジャニー喜多川社長なら、武田は育ての親で、ブレークの陰の立役者といえる大きな存在だ。「そもそも、すでに生徒役のオーディションが終わっていたところに、無理矢理ジャニー社長が10人くらいのメンバーを連れてきて、たまたまその中にいた3人がプロデューサーの目にとまり、追加で生徒役に選ばれたんです。それが彼らでした」と、武田は当時を振り返る。「近藤は、ちょっと角刈りで、やかましくてね。人が寄ってくるとワンワンワンってよく吠える秋田犬みたいな子。 田原は、彼だけ役柄より実年齢が2才上で、教壇から見ていても、やっぱりそれが嫌だったんじゃないかな。周りについていけないっていう大人の顔をしていました。そして、クニャクニャで、デレーっとしてるのがヨッちゃん(笑い)」(武田・以下同) 3人が出演した第1シリーズで当初注目されたのは杉田かおる(55才)だった。「当時は、子役から活躍していた杉田かおるが15才で妊娠するという難しい役を演じていて、ベテランの赤木春恵さん(享年94)らを相手に一歩も引かない見事な演技をする中で、それ以外の生徒役の子たちは、自分たちをガヤ専門だと思っている…そんな演技格差に悩む日々でしたね」 その“ガヤ意識”を取っ払ったのが、近藤真彦だ。「15才の妊娠というセンセーショナルな内容で、少しずつ視聴率が上がり始めて、そこから後半につなげるために、7話はいわば息抜き的な回で、近藤がメインの話だったんです。だから、スタッフ全員が視聴率は落ちると思っていたのに、反して、その回だけバーンと19.9%に跳ね上がっちゃって。そこからクラス全員の“ガヤ意識”がガラリと変わりました。もう、バラしても怒んないだろうな…いちばん変わったのが田原の目の色です。所詮10代のガキですからね、教壇からはよく見えるんですよ(笑い)」 ところが、近藤の活躍で変わったのは、生徒たちの意識だけではなかった。「その回以降、朝、荒川の土手ロケに行くと、6時半くらいから人影が並んでるんですよ。聞けば、近藤の人気がすごいことになってるって。最初は10人くらいだったのに、撮影終了の頃には、あの土手の道全部に女の子がズラーっと並んで(笑い)」 ほかにも1人、近藤の成長に魅せられていた人物がいた。「前半はひとり飛びぬけて演技がうまいために、周囲の学生たちとの距離が大きかった杉田が、近藤の回以降、楽しそうにクラスに溶け込み始めたんです。これはもう本当に驚きで。全員の意識の高まりでクラスに一体感が出たんでしょうね」 実際、杉田は2017年11月28日に放送された情報番組『ビビット』(TBS系)に出演した際、いまでも近藤のことを役名の“清くん”と呼んでいると話し、「恋心まではいかないんだけど、かっこいいな~っていうのがあって」と告白。クラスに打ちとけていたのがわかる。 1980年3月まで放送された金八先生の視聴率はうなぎのぼり(最終回は39.9%)。爆発的な人気を得た3人は同年5月、たのきんトリオを結成する。“たのきん”という名は、 ジャニー喜多川さんの発案だ。もともとこの3人をグループとして選抜したわけではなかったことから「悪ガキトリオ」「新々御三家」「金八トリオ」など、新聞や雑誌によってさまざまな呼称で呼ばれていた。田原は後に自著でこう語っている。「たのきんトリオの響きはどこかおっちょこちょいなイメージがあり今でこそ言えることだけれど、僕個人はあまり嬉しくなかった」 キラキラ王子様の田原らしい言葉だが、武田はそれがよかったのではないかと言う。「“たのきんトリオ”って名前、力が抜けてますよね。彼らがお金持ちの子供が通う有名私立中学校出身じゃなくて、下町の公立校・桜中学から生まれたのもよかったんじゃないかな」(武田) 下町生まれのスターの人気は、そこから加速し、社会現象と化していくのだ。※女性セブン2020年8月13日号
2020.08.03 07:00
女性セブン
番組公式サイトより
『捨ててよ、安達さん。』は当て書き炸裂のオンリーワン劇場
 コロナによる撮影延期で、多くが放送スケジュールの大幅な修正を余儀なくされている今季のドラマだが、放映が続いている作品もある。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所の山下柚実氏が分析した。 * * * 画面を眺めてニヤニヤしたり、息をのんだり、うなずいたり、ほっこりしたり。純文学のように心をくすぐり、詩のように透明感があって、フォークソングのように愛らしく、上質なコメディのように笑いが出る……こんなドラマ、なかなか見たことがない。とはいえ極力お金はかけてなさそう。一話完結型、登場人物はたいてい3~4人。セリフ中心でロケも少なく、衣装もセットも凡庸。 でも、一話一話が輝いている。物語の力に浄化される。テレビ東京の深夜枠で放送中の『捨ててよ、安達さん。』(金曜24:52)です。芸歴36年目、“自身役”で主演を務める安達祐実のリアル&フィクションストーリーというこのドラマ。 物語は……安達さんが女性誌の編集長から「毎号一つ私物を捨てる」という連載企画を持ちかけられるところから始まる。象徴的なのが第1話のエピソード。「同情するなら金をくれ」というあの安達さんの代表作がダビングされた、完パケDVDが俎上にのせられるのです。あれ、この話題ふってもいいのかな? タブーでは? と視聴者もちょっと慌ててしまう。「同情するなら~」は社会現象になったセリフ。26年前のドラマ『家なき子』は最高視聴率37.2%を記録、安達さんにとって世間に名を知らしめた大作です。であると同時に、もしかしたら触れられたくない暗黒史かもしれません。安達さんと聞けば「同情するなら~」のセリフが耳の奥で響いてしまうほどにインパクトは巨大。本人を縛るやっかいな過去。今でも「地上波での再放送は一度もない」のだとか。「『不幸な境遇の安達がけなげに生きる姿が共感を呼びましたが、いまの時代では、安達へのいじめ描写が貧困家庭への差別を助長しかねないとして、再放送には慎重になっている』(日テレ関係者)」(「NEWSポストセブン」2020/5/11)。 さてドラマの中では、安達さんに見られないまま本棚に放置されていたそのDVDが、ある時突然分身の女(貫地谷しほり)として現れ、安達さんに迫る。「同情するなら見ておくれ、見ないなら捨てろ」と。捨てるのかどうか、まさしくドラマチックな決断です。視聴者は固唾を飲んで見守ることに。もうシビれます、この展開。 炸裂しているのが「当て書き」の力でしょう。「当て書き」とは特定の役者にむけ当てて書かれたセリフのこと。かつて江戸の歌舞伎では、戯作者が人気歌舞伎役者の個性を最大限に生かすためにその手法を使っては大人気を博しました。 しかし、現代においてはあまり多用されない。極端に再現性が少ないからかもしれません。舞台の戯曲は他の役者によって繰り返し上演されますが、当て書きだとそれができず効率性が悪いからなのか。このドラマは、当て書き手法を駆使して「安達さん」の個性的な歴史を掘り起こし安達さんならではのオンリーワン劇場を作り出していきます。 ドラマの中で「捨てる対象」として挙がるのが代表作のDVDの他に、心づくしの凝った手作り時計だったり、誰からも好かれたいという自意識だったり、元夫からの婚約指輪だったり。特に指輪の回は、あの芸人から贈られたものかとネットも騒然。 下田悠子さんの脚本が素晴らしく、セリフは説明的でなくてまるで詩のような余韻を残します。大九明子さんの演出もチャーミングで、遊び心に溢れた子役(川上凛子)の使い方、大胆なアップ画面、舞台のようなスポットライトの使い方も面白い。Vaundyによるオープニング曲と SpecialThanks のエンディング曲、すべてが心揺さぶる一つのパッケージとして結晶しています。『捨ててよ、安達さん。』というタイトルの意味するところは、「簡単に捨てられないものがある」ということであり、「人は自分を縛るものからいかに自由になれるのか」がテーマです。 そう考えてみると、安達さんのように「重たすぎて捨てにくい過去作」を持つ役者さんって……例えば『おしん』の小林綾子さんとか『金八先生』の武田鉄矢さん? 多くは思い浮かばない。誰もができるような安易な設定ではない、ということでしょう。 毎話の最後に「この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係がありませんが、実在する安達祐実と少々関係がございます」の文字が映し出されて笑ってしまいます。このドラマは今話題のリアリティーショーの、いわば肯定的側面として成功した事例と言えるのかもしれません。パロディと哲学と絵本を掛け合わせたみたいなみずみずしい世界に思わず「負けるな、安達さん!」と心の中で叫んでいる自分がいます。
2020.05.29 16:00
NEWSポストセブン
「春の別れの歌」いちばん泣いた歌は?(写真/アフロ)
別れの曲『贈る言葉』『なごり雪』等の秘話と著名人の思い出
 聴けば当時の記憶が鮮明に甦る──そんな「別れの歌」は誰にでもある。見上げれば桜が咲いている、こんな季節は特にそうだ。「柏原芳恵の『春なのに』は亡き夫が、私がカラオケで歌うととても喜んでくれた曲。夫は去年の5月に亡くなりましたが、桜の頃が最も具合の悪い時期で、きれいに咲き誇る桜を見るといまも寂しい思いに胸が苦しめられます」(50才女性) サビの歌詞を聴いて、恋人や友人との別れを想起する人もいるだろう。卒業ソングのみならず、思い出深い春の別れの歌は人によってさまざまだ。あなたにとって、いちばん心に残る一曲はなんだろうか──。 舟木一夫の『高校三年生』やペギー葉山の『学生時代』がヒットした1960年代、高度経済成長期のまっただ中にあった日本は、東京五輪開催に沸いていた。地方から夢を抱いて上京する――別々の道を歩む友人たちへの惜別を明るく歌い上げた曲が流行したのも、そんな時代背景があったのだろう。 1970年代になると「きみ」「あなた」といった言葉が多用され、恋人や仲間との別れが歌われるようになる。卒業ソングの定番になった海援隊の『贈る言葉』も、もともとは失恋の歌だったという。「武田鉄矢さん(70才)が地元・福岡の学生時代、好きな女の子にフラれたほろ苦い経験から歌が生まれたそうです。本人は“失恋の歌を書いたつもりなのに、なんで卒業式で歌われるようになっちゃったんだろうな”と笑っていました」(音楽関係者) フォークグループのかぐや姫の楽曲を、イルカ(69才)がカバーした『なごり雪』は、亡き夫で音楽プロデューサーの神部和夫さんの情熱が実現させた歌だった。「イルカさんが21才、神部さんが24才のときに結婚して以来、神部さんは自身の音楽活動をすっぱり辞めてイルカさんのプロデュースに徹しました。なかなかヒット曲が出ないイルカさんの才能を信じ続け、“これだ!”と思ったのが『なごり雪』だった。 当時は無名のイルカさんがカバーするのは無謀といわれたそうですが、熱心に関係者を口説き続けてカバーを実現、大ヒットにつながったそうですよ」(別の音楽関係者)『なごり雪』が不動の別れの歌となって久しい2007年、神部さんはパーキンソン病に侵され59才でこの世を去った。 1970年代にはほかにも荒井(松任谷)由実の『卒業写真』や山口百恵の『いい日旅立ち』など、多くの別れの名曲が生まれた。プロスケーターでタレントの渡部絵美(60才)は、中島みゆきの『わかれうた』を印象的な別れの歌として挙げる。「2才でスケートを始め、9才でアメリカにスケート留学した私が『わかれうた』に出合ったのは18才のとき。1日8時間の練習づけの毎日の中、日本から送ってもらったこの曲のテープを、涙をこぼしながら何度も繰り返し聴いていました」 日本を離れての練習がつらく、何度も氷の上に倒れそうになったとき、この『わかれうた』の冒頭の歌詞を叫びたくなったこともあったという。「そうしたつらい時期を支えてくれたのは、アメリカの高校の仲間です。この曲を聴くと、国籍を越えたつながりを教えてくれた仲間との別れも思い出され、もの悲しい気持ちになります」(渡部さん) 経済評論家の森永卓郎さん(62才)にとっての別れの歌は、吉田卓郎の『今日までそして明日から』だという。「ぼくは小学5年生までを欧米で過ごしたので、帰国してからは日本語もろくにしゃべれず通信簿は1と2ばかり。しかも太っていたので、ずっといじめられっ子でした。中学で転校し、この曲に出合ったのが15才のとき。当時はフォークソングブームで、みんなでギターを弾きながら、吉田さんの曲を歌っていました」 曲名の通り、明日からもまたこれまでと同じように生きていくだろう、と歌うこの曲。「この歌詞を聴くと、これまでの自分を否定し変わろうとするのではなく、あるがままの自分を受け入れる気持ちになれました。“変なヤツ”だからいじめられたけれど、“変なヤツでいいんだ”と思えたんです」(森永さん)※女性セブン2020年4月9日号
2020.03.27 16:00
女性セブン
涙を彩る名曲の数々をランキング化
贈る言葉、旅立ちの日に… 卒業ソングランキングTOP20
 卒業式シーズンになると、何年経っても「あのフレーズ」とともに淡い記憶が蘇る──そんな「思い出の歌」が誰しもあるだろう。今年の卒業生たちにとっても、いつかこの時代の歌が、特別な思い出になるはずだ。新型コロナウイルス蔓延による全国一斉休校で卒業式を行なえない学生も多い。彼らに、せめて時代を彩った卒業ソングの名曲を贈りたい。『仰げば尊し』や『蛍の光』など卒業式で歌う合唱曲=卒業ソングだった時代に、舟木一夫が歌う『高校三年生』(1963年)は大ヒットし、1960年代の“代表ソング”となった。東京五輪を翌年に控えたこの当時、大学進学率は10%程度で、集団就職の全盛期。地方の「高校三年生」の多くは卒業すると「金の卵」として地元を離れ、大都市へと旅立っていった。「近い将来もう会えなくなるかもしれないという思いは、誰もが共有していた。就職後には夜この歌を一人で口ずさんで励まされました」(74・無職) 当時、中学3年生だった元参院議員の筆坂秀世氏(72)も思い出の曲だと言う。「池田勇人内閣で高度成長期の真っ只中。日本に勢いがある、いい時代だった。中学生仲間も当時は『高校三年生』を口ずさんでいました。その頃は中卒で就職する人生も少なくなかった。別れの辛さは中学生にも重かったんです。校内放送で流行歌が流れるようになったのは、『高校三年生』かららしい。この曲を聞くと1学年下の可愛い後輩に告白して、フラれたことを思い出すよ(笑い)」 翌1964年に流行したペギー葉山の『学生時代』は、結婚式を迎えた女性が、高校時代を懐かしむ歌だ。この曲は『大学時代』というタイトルになる予定だったが、みんなが大学に行く時代ではないとペギーが反対し、『学生時代』になったという。「テニスもキャンプファイヤーもしたことがなかったけど、都会的な学生生活に憧れた。高校の同窓会に行く途中、憧れていた同級生を思い出してこの曲が頭をよぎる。彼女は1回も来たことないけどね」(73・無職)◆もう若くないさと君に言い訳 時代背景が違えば、心に染みる卒業ソングも違う。1970年代の代表ソングといえば『なごり雪』。もともとはフォークグループ「かぐや姫」の楽曲だったが、1975年に「イルカ」がカバーして大ヒットした。この頃から大学進学率が上がり、卒業ソングは大学の思い出にもなった。『なごり雪』は、卒業後に故郷に帰る仲間や恋人たちの姿を切り取っている。音楽評論家で尚美学園大学副学長の富澤一誠氏(68)も思い入れのある曲として『なごり雪』をあげる。「曲の背景には70年安保闘争、学生運動の名残があります。男性を支えてくれていた女性が田舎に帰っていく。女性は成長していて男性のもとを去っていくのに、男性は変わらず、東京に残る。人生や恋愛の敗北感やこれからどう生きていくのかといった悩みをテーマにしたからこそ、共感を得たのだと思う」 この1975年は卒業ソングの当たり年。同年、当時21歳の荒井由実(松任谷由実)は、作詞作曲した『卒業写真』と『「いちご白書」をもう一度』をハイ・ファイ・セット、バンバンに提供。いずれも卒業ソングの名曲として歌い継がれている。エコノミストの森永卓郎氏(62)は、当時高校3年生だった。「ユーミンは好きでデビューアルバムから持っていたけど、『卒業写真』は下駄を履いたバンカラ学生だった僕には別世界で、おしゃれな映画を見ている感じでした。対して『「いちご白書」をもう一度』は歌詞に共感した。 僕は中学のときに学生運動に強い影響を受けていたので、バリケードを作ったり長髪でギター弾きながら吉田拓郎を歌う少年だった。高校に入って長髪を切って、『森永はノンポリに転向した』って友達に言われたんです。ユーミンの歌詞はそういう心境の変化を表わしていた」◆道に迷っているばかり 学生運動の熱が冷めると、「どう生きていくか」という悩みが若者の間に広がっていく。森田公一とトップギャランの『青春時代』(1976年)の阿久悠の歌詞は若者たちの心をわしづかみにし、「今でも同窓会のシメは肩を組んでこの歌を大合唱」(63・自営業)だという。 その後登場したのが、本誌・週刊ポストの読者1000人アンケート(表参照)でも1位となった『贈る言葉』(1979年)だ。大ヒットドラマ『3年B組金八先生』で主役を演じ、フォークグループ「海援隊」のボーカルでこのテーマ曲の作詞も担当した武田鉄矢氏(70)が振り返る。「最終回は卒業式ということは分かっていたから、『青春の一人旅の第一歩を踏み出した』というニュアンスを歌詞に組み入れたいと思った。辛いことに向かって踏み出す『寂しい一歩目』こそが『青春』だと思ったんです。 それから当時はフォークソングが下火になって、『ニューミュージック』というジャンルが台頭していた。『ニューミュージック』は歌詞に『優しい』という言葉が出てきて、キャッチコピーのように使っていたんですが、それに対して僕はものすごく腹が立っていて。『贈る言葉』の歌詞には、“優しさだけで人間は決まらんぞ!”みたいな、意地や恨みがこめられています(笑い)」『贈る言葉』のリリース後、武田氏は鹿児島県奄美群島の沖永良部島で、こんな経験をした。「港の近くで島の中学のブラスバンドが『贈る言葉』を演奏していたんです。僕たちを歓迎するために演奏しているのかと思ったら、みんなこっちに背を向けて、鹿児島の本島に向かう船に向かって演奏している。 島の中学校に赴任していた女の先生が転勤になって、鹿児島に船で帰るのを、教え子たちが『贈る言葉』で見送っていたんです。演奏している子供たちも、女の先生も泣いていました。その時、“歌というのは作り手から離れて、時代を超えていろんなところを旅していくんだなぁ”と思いました」◆あと何度自分自身卒業すれば 1980年代は柏原芳恵の『春なのに』(1983年)、斉藤由貴の『卒業』(1985年)、菊池桃子の『卒業』(1985年)など、アイドルが歌う卒業ソングがヒットする一方で、長渕剛の『乾杯』(1980年)、尾崎豊の『卒業』(1985年)など、硬派な卒業ソングも誕生した。「80年代になると、70年代の敗北感や迷いがなくなっていきます。長渕の『乾杯』にも“俺たちは頑張るんだ”という前向きな空気が流れている。尾崎の『卒業』も同様で、卒業後の自分探しがテーマになっている」(富澤氏) 学生たちがカラオケボックスで歌えるようになったのもこの時代。「尾崎ファン」を公言するお笑いコンビ・テツandトモのトモ(49)はこう話す。「高校時代の親友と今後の人生について語り合った後、カラオケで肩を組みながら『卒業』を熱唱しました。尾崎豊さんの魂のこもった歌声、語りかけるように始まってラストで畳みかけるメロディーラインに惹かれました。実は、コントのネタになっている『なんでだろぉ~』の最後の『お~』の歌い方は、尾崎豊さんに影響されています」 2000年代に入ると、森山直太朗の『さくら』(2003年)やいきものがかりの『YELL』(2009年)に代表されるように、未来の自分へエールを送る卒業ソングが人気を博す。「70年代までの『卒業は別れ』というイメージから、『卒業は新しい出会いの始まり』というイメージに変わり、自分を鼓舞するメッセージが聞き手に響くようになったのでしょう」(富澤氏) さらに卒業式で歌われる定番曲にも変化が起きる。『旅立ちの日に』(1991年)が多くの学校で歌われるようになった。それまでスタンダードだった『仰げば尊し』『蛍の光』が恩師との別れや勉学に励んだ日々を惜しむのに対し、この楽曲は卒業を前向きな別れだと捉えている。作曲者で県立秩父特別支援学校教諭の高橋(旧姓・坂本)浩美氏が、曲ができた経緯を語る。「(秩父)市立影森中学校時代に、校長先生からいただいた歌詞を見た瞬間にイメージが広がって、すぐ曲を作りたいという気持ちが沸き上がりました。音楽室に駆け上がり、ピアノに向かって15分で出来上がりました」 卒業式はなくとも、こうした名曲を胸に刻み、「旅立ちの日」を、迎えてほしい。※週刊ポスト2020年3月20日号
2020.03.11 11:00
週刊ポスト
武田鉄矢「ドラえもんになにやら恩義を感じてしまう」名場面
武田鉄矢「ドラえもんになにやら恩義を感じてしまう」名場面
「どこでもドア」「タケコプター」をはじめ、夢と希望に満ちた“ひみつの道具”を四次元ポケットから取り出す未来から来たネコ型ロボット・ドラえもん。誕生から50周年を記念して、各界の“ドラえもん好き”著名人に、22世紀に伝えたい言葉、場面を聞いた。歌手で俳優の武田鉄矢が選んだのは、てんとう虫コミックス『ドラえもん』第6巻 「こいのぼり」だった。 * * * ドラえもんの世界には戦後の昭和が息づいています。のび太たちの暮らしの風景、空き地や町家などは戦後団塊の我らが生きていた時代そのものです。「こいのぼり」のてつやには父がいません。暮らしは貧しく、懸命に母が働いている様子です。昭和の明るい貧しさの物語です。私“てつや”は、この話を読んでドラえもんになにやら恩義を感じてしまうようになりました。 ドラえもんの魅力は藤子・F・不二雄先生のキャラクターの描き方です。えんぴつ一本ですぐに真似して描ける、シンプルな姿と表情。だからこそ、ドラえもんは子どもたちのノートの隅や放課後の黒板のイタズラ書きにも登場するキャラになれたのです。 ドラえもんはなつかしい昭和の「平面」世界で生きています。【てんとう虫コミックス『ドラえもん』第6巻 「こいのぼり」とは】 お金持ちのスネ夫は、いつものようにのび太たちの前で大きなこいのぼりを自慢して、「生まれるとすぐ買ってくれたんだ」「こいのぼりも買ってもらえない子はあわれだよ」と言う。するとその場にいた「タバコ屋のてつやくん」が泣き出してしまう。てつやくんの家は、こいのぼりを買ってもらえないのだ。そこでのび太とドラえもんはひみつ道具でこいのぼりを増やして、てつやくんにプレゼントしようとする。●たけだ・てつや/1949年生まれ。福岡県出身。1972年、フォークグループ「海援隊」でデビュー。「ドラえもん」の劇場長編映画第1作『のび太の恐竜』(1980年)から、1996年公開の第17作まで主題歌を作詞(第5作を除く)。(C)藤子プロ・小学館※週刊ポスト2020年3月13日号
2020.03.04 07:00
週刊ポスト
横浜流星とタピオカ 検索大賞から見える2019年の流行
横浜流星とタピオカ 検索大賞から見える2019年の流行
 2019年の1年間で“多くの国民に支持され、前年と比べ検索数がもっとも急上昇した”人物、作品、製品などに贈られる『Yahoo!検索大賞2019』が発表された。各部門賞は以下の通りだ。・スポーツ部門:渋野日向子選手(21才) 日本人女子プロゴルフ選手として42年ぶりに海外メジャーで優勝。笑顔が魅力でニックネームはしぶこ。・お笑い部門:りんごちゃん 野太い声で熱唱する武田鉄矢らのものまねで、一気に知名度を上げた。・女優部門:蒼井優(34才) 山里亮太と電撃婚。事前の交際報道がなく、日本中が仰天。・俳優部門:横浜流星(23才) 深田恭子(37才)と共演したドラマ『初めて恋をした日に読む話』で一躍人気に。 トレンドウォッチャーのくどうみやこさんは、この受賞者たちについて、こう分析する。「ドラマでのピンクヘアが強烈だった横浜流星。特技のカラテや芯の強さなど中身を知ると、見た目とのギャップで女の人はきゅんとなります。蒼井優の結婚会見は好感度高かったですね。りんごちゃん、渋野日向子選手は、それまで知らなかったから調べたくなりました。今の興味や好奇心を表しているのが検索数といえます」(くどうさん) 一方、人物以外の部門賞は以下の通りだ。・スイーツ部門:ローソン「バスチー -バスク風チーズケーキ-」199円 発売から3日で100万個が売れた。・食品部門:「乃が美の『生』食パン」。レギュラー(2斤)800円 高級食パンブームの先駆け。・飲み物部門:台湾ティーカフェ「ゴンチャ」のタピオカミルクティー。ブラック ミルクティー+パール Mサイズ490円「タピオカはゴンチャが有名ですが、ミスタードーナツやドトールなど専門店以外にも広がりました。インスタグラムの自撮り投稿も、人気に一役買ったといえます。生食パンは、乃が美の出店数が急増し、贈答にも人気です。バスチーは、2018年、白金のバスクチーズケーキ専門店がブームの火付け役に。その後ローソンが販売して大ヒットしました」(くどうさん)※女性セブン2020年1月2・9日号
2019.12.25 16:00
女性セブン
紅白歌合戦、平成元年の「第40回」で終了するはずだった
紅白歌合戦、平成元年の「第40回」で終了するはずだった
 NHK紅白歌合戦は2019年大晦日で放送70回の節目を迎える。その歴史に埋もれた知られざる意外なウラ話を、最新刊『紅白歌合戦ウラ話』が話題の合田道人(ごうだみちと)氏に聞いた。■突然、「出演キャンセル」になった歌手がいる? 松島詩子が当日交通事故に遭い、代役として正月パーティで仲間とお酒を飲んでいた越路吹雪が宝塚の袴姿で出場(第2回・1月3日開催)。雪村いづみが流感と胃痙攣を併発して急遽欠場、対戦は不戦勝に。江利チエミが“親友のぶんも頑張ります”と真紅のバラを胸に2つ着けて登場した(第7回)。■「髪型」が原因で落選した歌手がいる?「男なのに髪が長くてNHK的ではない」とザ・タイガースとザ・スパイダースが落選し、七三分けのブルー・コメッツは当選(第18回)。「『真っ赤な太陽』でブルコメと組んだ美空ひばりが“ウチのブルコメはちゃんとした髪だから”なんて発言も。表向きは髪型が理由でしたが、人気絶頂のタイガースのファンの熱烈な応援が問題視された向きもあるようです」(合田氏)■常連だったのに紅白を初めて「辞退」したのは誰? 江利チエミ(第21回)。第4回に初出場以来、紅白の常連だったが、NHK会長の“そろそろ飽きたね”のひとことで第20回に落選したとされ、翌年にオファーを受けるも辞退。「その頃はお昼の12時にNHKからレコード会社に連絡が入り、午後3時に発表する形式で、江利チエミの出場は新聞にも載ったんです。でもその後に本人の意向で辞退が伝えられました」(合田氏)■紅白は平成元年の第40回で「終了」するはずだった?「天皇陛下崩御と“完成されていてこれ以上の番組は作れない”などの理由から、平成元年(第40回)を区切りに紅白も終了する予定だったんです。この年は第1部を『昭和の紅白』としてザ・タイガース、ピンク・レディーなど往年のスターが揃い、出場回数も『過去○回』という表現に。第2部は『平成の紅白』として例年通りの対戦が行なわれました。 ちなみに2部制になったのはこの時から。最終回のはずでしたが、続けてほしいという声が多く、終了の予定を撤回し、現在まで続いています」(合田氏)■紅白にも甲子園のような“21世紀枠”が存在した! 第41回は「21世紀に伝える日本の歌」をコンセプトに尾崎紀世彦や大津美子などベテラン勢がカムバック。植木等は『スーダラ節』を紅白初披露して瞬間最高視聴率56.6%を記録した。“21世紀枠”は2000年になるまで設けられ、第42回は南沙織や山本リンダなどが続々と復帰。再ブレイクしていた美川憲一も『さそり座の女』で登場した。※週刊ポスト2019年12月20・27日号
2019.12.11 07:00
週刊ポスト
「Yahoo!検索大賞2019」の「お笑い芸人部門賞」を受賞したりんごちゃん(右)
りんごちゃんが大ブレイクした「ギャップ」以外の理由
 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々を心理的に分析する。今回は、ギャップのあるものまねですっかり人気物になったタレントのりんごちゃんを分析。 * * * 今年最も検索数が上昇した“今年の顔”として「Yahoo!検察大賞2019」でお笑い芸能人部門賞に輝いたりんごちゃん。そこに掲載されていた『性別が暴露?』という記事を見て、思わずクリックしてしまった。 可愛い見た目と柔らかい話し方、キャピキャピしたキャラから一転、「ミュージック、スターティン」を合い図にガラリと変わる、野太く低い声にガニ股の足。武田鉄矢や井上陽水らのモノマネを始めるのだから、初めて見た時は、そのギャップに目が釘付けになった。 見た後、あれだけ低い声なのだから、やっぱり男性かな、きっとニューハーフだろうと想像するが、プロフィール上は性別不詳。司会の今田耕司さんが「さっきまで、りんごくんだった」と性別を明かすようなコメントをすると、「出荷前で」と苦笑いし、性別に関する質問には「りんごちゃんはりんごちゃんです」と語ったという。 ネット検索に「りんごちゃん」と入れると、最初に続けて出てくるのは「性別」の2文字。りんごちゃんの性別が気になっている人は思いのほか多いらしい。りんごちゃん自身、11月のイベントで最も多い質問が性別についてだと明かしている。 人は、物事を曖昧のままにしておくことを嫌うという傾向がある。りんごちゃんのように性別不詳、年齢不詳と公表されると、推測するだけでなく答え合わせがしたくなる。本音を言えばどちらでもいいのだろうが、どちらか分かればすっきりするということだ。 だが、曖昧なままにしておくほうがいい場合もある。男性か女性、年齢や年代でカテゴライズされると、知らないうちに持っている、性別や年齢への思い込みや先入観でその人を見てしまう可能性が出てくるからだ。 このような思い込みを「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」と呼ぶ。性別や年齢だけでなく、人種や宗教など、人は誰でも気がつかないうちにアンコンシャス・バイアスを持っている。今でも多くの職場で働き方や昇給・昇格などで、「男性だから」「女性だから」という声は絶えない。 そんなアンコンシャス・バイアスの影響を避けるため、米国などのオーケストラでは、演奏者の性別がわからない状態で採用試験を行う“ブラインド・オーディション”を行うケースもある。だが、アンコンシャス・バイアスをうまく利用し、成功している事例もある。世界中で行われている音楽オーディション番組「ザ・ヴォイス」だ。番組では最初、審査員は挑戦者に背を向け、性別や外見による先入観や偏見がない状態で、歌声だけで審査する。歌い終わって椅子が回転し、審査員が挑戦者を見た時、びっくりしたり納得の表情を浮かべるのも番組の面白さを後押ししている。 もしりんごちゃんが性別を男性と公表したら、見る側には女装した男性orニューハーフのパフォーマンスというフィルターがかかる。モノマネのギャップに驚きはしても、「男性なら低い歌声でも当然」と思われれば、面白さや驚きは半減してしまいかねない。女性か男性かが分からないから、何が起きるかわからない楽しさも味わえるし、アンコンシャス・バイアスによる先入観もなく、りんごちゃんのパフォーマンスをそのまま楽しめるのだ。 りんごちゃんに言わせると、性別の概念はなく、どんな風に見えてもその人の思った通りでいいらしい。とはいえ、やっぱり知りたくなる。いったいどっち?
2019.12.11 07:00
NEWSポストセブン
現金派だった武田鉄矢
HIKAKIN、コンビニ店員役で武田鉄矢とCM共演し歓喜
 俳優の武田鉄矢とYouTuberのHIKAKINが、「メルペイスマート払い」の新CM発表会に登場した。 新CMは、かつて先生だった現金派の武田に、元生徒でコンビニ店員のキャッシュレス派・HIKAKINが「メルペイスマート払い」の便利さや安心さを伝えるシリーズ。「先生、快感」編、「先生、忘れられない」編、「先生、はじメル」編の3パターンがオンエアされる。 武田の主演ドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)を見ていたというHIKAKINは、今回“金八風”の武田とコラボできたことが嬉しかったと語った。撮影/小彼英一
2019.12.06 16:00
NEWSポストセブン
大友康平はなぜ刑事役が似合うのか?そのカリスマ性の秘密
大友康平はなぜ刑事役が似合うのか?そのカリスマ性の秘密
 現役ミュージシャンで俳優としていい味を出す人が増えているが、大友康平もその1人だ。映画やドラマで活躍中の大友が今回、演じているのは刑事。その魅力についてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。  * * * 千葉雄大主演のNHKプレミアムドラマ『盤上の向日葵』(最終回は10月6日再放送)は、発見された白骨死体が、なぜか数百万円の価値を持つ将棋の駒を抱くように埋められていたことから、大企業の社長の座を捨てて、プロ棋士を目指す青年・上条(千葉)との関りが浮上する。 ここでいい味を出したのは、埼玉県警捜査一課のベテラン刑事石破を演じた大友康平だ。石破は、かつてプロ棋士を目指し、挫折した女性警察官佐野(蓮佛美沙子)とともに事件を追う。駒の価値やそれを埋めた意味を佐野が必死に訴えても、捜査本部の男性刑事たちは鼻で笑うばかりだが、石破だけは佐野の言葉に耳を貸すのである。 大友といえば、来年、デビュー40周年を迎えるロックンローラー。おっさんらしいダボっとしたスーツ、やたら扇子でパタパタしながらがに股で歩く石破は、折り目正しさとは無縁のロッカー刑事である。 ロッカー刑事といえば、舘ひろしでしょという人もいると思うが、ここで思い出すのは、石橋凌だ。石橋もまたARBのボーカルだったが、俳優として活躍。TBSの横山秀夫のサスペンス『密室の抜け穴』などで渋い刑事を演じている。さらに遡れば、昭和の名シリーズ『太陽にほえろ!』のボギー刑事役で人気を博した世良公則もいる。また、80年代のトレンディドラマの代表作『君の瞳をタイホする!』には陣内孝則もいたが、犯人じゃなく、君の瞳を逮捕してどうするんだという展開のラブコメなので、これは例外刑事ともいえる。 ロッカー刑事の一番の特長は、独特の存在感だ。大友の演技について、共演したことがある船越英一郎は『ごごナマ』の中で「カリスマ性がすごい」「犬、子ども、大友康平」と評していたが、それは的を射た表現である。犬や子役はそこにいるだけでも、少し演技をしただけでもたちまち観る者の心をつかむ。ロッカー刑事に求められるのは、はみだしたイメージと事件を解決したいと燃やす魂。それさえあれば、細かい演技はしなくてもよし! もうひとつの特長は、彼らの話し方だ。ぶっきらぼうでガラガラ声。だからこそ、ちょっと優しいことを言えば、優しさ倍増。しかも、何事もメッセージのように聞こえてくるから不思議だ。大友ロッカー刑事もまったく将棋を知らないが、「いつの世でも天才てのは、凡人にはわかんねえ重たいもんを背負ってんじゃねえのか」とか「そこに身を置いた者にしかわからないこともある」なんてことを言う。いつも大きな声で歌っている彼らが、小さめの声で言うと、すごく重要なことを言ってるように聞こえるのである。そういえば、石橋凌は田中角栄を、大友康平も総理大臣を演じたことがある。カリスマ性とメッセージ力なくしてはできない役だ。 キャリアのある中年ロッカーたちが漂わせる「いろいろあった感」は、ドラマに深みをもたらす。泉谷しげる、武田鉄矢などフォーク畑出身の俳優とは雰囲気が違うところも面白い。地道に事件に食らいつくロッカー刑事。また観たいと思う。
2019.10.02 07:00
NEWSポストセブン
盛大な「お別れの会」に多くの人が駆けつけた
ジャニー喜多川さん、意味深な誕生日会写真を読み解く
「ジャニーさん、ハッピーバースデー!」。50人近い所属タレントがそう声をそろえたかと思うと、手拍子をし、体を揺らしながら、『ハッピーバースデートゥーユー』を歌う。 その中心にいたのは、ジャニー喜多川さん(享年87)だった。大きなバースデーケーキを前に、ジャニーさんは、はにかみながらもうれしそうな表情を浮かべ、それまでの人生を振り返り、「八十何年生きてきて、今日がいちばん楽しい」と口にした。 その言葉を聞いて、タレントたちもうれしそうに笑う。タレントをわが子のように愛し、タレントからは父のように慕われた関係は、まさに唯一無二のもの。 大型スクリーンに映し出されたその映像は「お別れの会」の「関係者の部」に出席した約3500人に、絆の強さを見せつけるものだった。参列者の1人が言う。「まさか、ここまでの会になるとは思っていませんでした。プライベートの映像も用いて裏方に徹してきたジャニーさんの人物像、功績を参列者に伝えようという意図がしっかり伝わってきました。何より、ジャニーさんとタレントたちの素顔を初めて見ることができました」 9月4日、ジャニーさんのお別れの会が盛大に営まれた。会場となったのは東京ドーム。お別れの会の場として使われるのは今回が初めて。案内状のない人でも参列できる「一般の部」にも約9万人が詰めかけて生前をしのぶという、史上最大の規模となった。◆北島三郎、カズ、黒木瞳らも参加 ジャニーズ事務所と袂を分かつことになったタレントの参列はどうなるのかと取り沙汰されたが、多くが姿を見せていた。44年前に電撃移籍した郷ひろみ(63才)、シブがき隊の薬丸裕英(53才)と布川敏和(54才)、ジャニーズの黎明期を支えた光GENJIの大沢樹生(50才)、佐藤寛之(48才)、赤坂晃(46才)。KAT-TUN時代に解雇された田中聖(33才)など30人以上がジャニーさんに「さよなら」の言葉をかけた。「薬丸さんは、仕事があったのか開始時刻には間に合わなかったようで、遅れて会場入りしていました」(スポーツ紙記者) ほかにも、黒柳徹子(86才)と久米宏(75才)の『ザ・ベストテン』コンビや、北島三郎(82才)や武田鉄矢(70才)、泉ピン子(72才)に和田アキ子(69才)といった大御所も駆けつけていた。「サッカーの三浦知良さん(52才)も参列しました。フランスW杯直前で代表メンバーから外された時、メディアにもみくちゃにされると心配したジャニーさんが自分の所有するマンションを“隠れ家”に使っていいよと言ったほどの仲。奥さんのりさ子さん(51才)も一緒に来ていました」(前出・参列者) 元タカラジェンヌの姿もあった。「大地真央さん(63才)と黒木瞳さん(58才)は会場で待ち合わせをしていたようで、『待った?』などと言葉を交わし、隣同士に腰掛けて、ジャニーさんとの思い出話に花を咲かせていました」(別の参列者)◆中居が中央で笑う意味深な写真 会は定刻の11時に始まった。会場に『ネバー・マイ・ラヴ』が流れる。「ジャニーズ」のデビュー曲として用意されたものの、他者によって世に知らしめられ、その後、ジャニーズタレントたちがカバーしてきた名曲だ。 曲に聞き入っていた参列者たちが驚いたのは、スクリーンに映し出された映像だった。「映像は、ジャニーさんの跡を継いで裏方に回った滝沢秀明さん(37才)が制作したもの。長さは10分間ほどで、東山紀之さん(52才)によるナレーションがつけられていました」(芸能関係者) ジャニーさんがプロデュースしたコンサートや舞台の映像の後に、冒頭のシーンに移った。貴重な肉声が残されていたその映像は、3年前のジャニーさん、85才の誕生会のもの。ジャニーさんが近藤真彦(55才)と中居正広(47才)に手を取られながら歩く姿も見られた。「映像の中央で中居さんは笑って映っていました。当時はSMAPが解散することを発表した後のことだったので、貴重な写真を流すんだとびっくりしました。しかも、SMAPのほかのメンバーは映っていない。事務所に残った木村拓哉さん(46才)の姿もありません。なんとも意味深な写真でした」(前出・芸能関係者) その日も実は、微妙な距離感だった2人。一部では、中居と木村は「緊迫だった」、「目も合わせていなかった」と報じられた。「近藤さんの挨拶の時のことを言っているのだと思います。タレントたちは2列になって、グループ単位で固まりましたが、基本的に年功序列で内から外の順に並んでいました。 近藤さんの脇を植草克秀さん(53才)と佐藤アツヒロさん(46才)が固め、植草さん側に岡本健一さん(50才)と中居さん、佐藤さん側に木村さんが並びました。錦織一清さん(54才)は仕事で欠席でした。2人の間に4人いましたが、あくまで“ルール”に則った並び順でした」(前出・スポーツ紙記者) ただ、緊張感のようなものはあったという。「SMAP解散以来、一緒に仕事をしていない2人が、ほんの少しの距離を置いただけで、同じ空間にいるわけですからね。この会はすべてをオープンにすることによって、ジャニーさんと“子供”との絆を表したかったのでしょう」(前出・芸能関係者)※女性セブン2019年9月26日・10月3日号
2019.09.12 16:00
女性セブン

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