ビジネス
2020.05.24 16:00 週刊ポスト
サンガリアの「12%缶酎ハイ」はなぜ店頭から消えたのか

安く酔えるが…(サンガリア社HPより)
外出自粛で、家飲み需要が高まるなか、強い味方が「安く酔える」ストロング系酎ハイだ。各社、様々な商品を展開する一方で、アルコール度数は示し合わせたように「9%」まで。
そうしたなか、その壁を超えた「12%」の商品があった。関西では「1、2、サンガリア」のCMでおなじみの日本サンガリアベバレッジカンパニーが販売する「スーパーストロングチューハイドライ」だ。2018年7月からローソンなどで販売され、値段は350ml缶で130円、500ml缶で165円と、他社の主力商品よりも安い。
「12%缶酎ハイは入荷すればすぐに売れる人気商品でしたが、最近は入荷がないですね。問い合わせも多いですよ」(大阪市内のローソン店員)
実際に大阪市内のコンビニを探してみたが、見つけられず。サンガリア社のホームページには確かに掲載されているのだが……家飲み需要の拡大で生産が追いつかないのか。同社に問い合わせると、「終売商品になっています」(企画部)との回答が。終売に至った理由を尋ねてみると、「インパクトは大変ありましたが一過性のものでした。そこまで強いものを消費者が求めていないということなのかな……と。今後ですか? 今のところ未定です」と、なんとも歯切れのよくない説明。
“9%超え”の商品が少ない理由は、「10%の大台に乗ると、酒税法で安い税率が適用される『その他の発泡性酒類』を外れ、安く商品化するのが難しいから」(飲食業界関係者)と言われている。
“ストロング”にするにも限度がある?
※週刊ポスト2020年6月5日号
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