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休業明けのパチンコ店 1日1000万円「赤字営業」する店も

ライターをする前はパチスロで生計を立てていた水樹あや

ライターをする前はパチスロで生計を立てていた水樹あや

 まさかまさか、休業明け初日から全台赤字の機種があったのです。パチスロを打つ方なら分かると思いますが、全台高設定の「全6」というやつです。グラフや大当たり履歴を見ても間違いなし。

 もう1つのホールさんは、1日目は特に何もなかったのですが、2日目からやはり全台高設定機種が。しかも6日間毎日! す、すごい。さすが私のマイホ。コレは打ちに行かなきゃと思いましたが、このときはまだ5月末。千葉県民の私は自粛期間中だったので行けません。解除されていたら絶対に行っていたのに……と悔しさでいっぱいでした。

 次に着目したのは大阪のとあるホールさん。データ情報サイトを使い全台の差枚数と差玉を計算したところ、なんと、たった1日で1000万円の赤字を出していました。規模はパチンコ330台スロット340台、総台数670台という決して大型ではないホールさん。そこで1000万円の赤字を出すって……。店内は大いに盛り上がっていたことでしょう。

 あれ? 休業明けてからすごく良いホールさん多くない? ということは、千葉県もアツいのではないのかと思い、休業明け1発目から打ちに行くことにしました。

 すると、やはりそこのお店もしっかり全台高設定の機種がありました。その機種には座れませんでしたが、それ以外にも設定が入っており、私も無事プラス収支で帰ることができました。同じ日に千葉県の別のお店では全台高設定機種が2つ、総台数30台以上というホールまでありました。

 そして私が一番驚いたのは、この30台以上全台高設定店の近くにあるホールさん。休業明けから4日間は全然良くなかった、いわゆる渋っていたホールさんだったので行こうとは考えていなかったのですが、ある日の夜、いつもと違った雰囲気のLINEが届き、少し気になったので閉店後のデータだけ見てみることに。

 すると、まさかの結果が。『バジリスク~甲賀忍法帖~絆2』と『押忍!番長3』が全台高設定、全6でした。急にきたー!!と思いましたね。この日の夜も同じようなLINEが。まさかと思ったのですが、そのまさかで2機種全台高設定。コレはさすがに行ってみようと思い、モバイル抽選の予約をしてみたら、抽選人数が700人もいてビックリしました。

 みんなも行かなきゃと思ったのでしょう。結局この店は10日間2機種全台高設定をやり続け、トータルで2000万円の赤字が出たそうです。この結果にはかなり驚愕しましたね。ちなみに私も後日、競争率の高い中で抽選を突破。しっかり勝てました。

出玉情報サイトで各ホール状況がチェックできる

出玉情報サイトを利用すれば行かずとも各ホール状況がチェックできる

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