スポーツ
2020.06.23 07:00 週刊ポスト
ベイスターズ帽が西麻布のクラブなどで若者に流行した時代

夜の西麻布で帽子が大人気
プロ野球の帽子というと、男の子か、おじさんがかぶるものだというイメージが強い。ところが、日本球界の歴史で若者ファッションとして受け入れられた野球帽がある。約700点に上る野球帽の歴史を解説した『野球帽大図鑑』(著/綱島理友、イラスト/イワヰマサタカ。朝日新聞出版刊)から、横浜DeNAベイスターズの前進・横浜ベイスターズのファッショナブルな野球帽について紹介する。
2005年、横浜ベイスターズの帽子をアメリカのニューエラ社が担当するようになった。この会社はMLB全球団の帽子を供給していて、映画監督のスパイク・リーなどのアーティストやラッパー、ミュージシャンなどにも愛用者が多かった。
日本上陸はどちらかというと、ヒップホップ系の若者らに指示されたファッションとしてのニーズでの進出だった。この時期のベイスターズは企画ユニフォームを数多く制作。帽子マークから星を外し、Bのみのマークがついた帽子をいろいろと採用した。
このスマートなデザインが受けて、当時は西麻布のクラブなどでベイスターズの帽子をかぶる若者がよく見られたものだ。はじめて日本のプロ野球チームの帽子が若者ファッションとして成立した。
※週刊ポスト2020年6月26日号
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