国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長の西村秀一医師
現在、全国的な感染者の増加がみられるが、全国津々浦々の一律の対策も不要だという。
「1日200人超の感染者が出た東京も、1300万人の人口から考えれば、ウイルスが街中に蔓延しているとは言えません。もちろんあらゆる場所が安全というつもりはなく、クラスターが発生している場所や病院などリスクが高いところは現状でも感染対策を徹底する必要があります。しかし一般社会では3密や特定の危険地域を避けて、人のいる場所でマスクをし、ふつうに手洗いをしていれば大丈夫です」(同前)
※週刊ポスト2020年7月31日・8月7日号