自分が優位に立てる女性と不倫する傾向に
前述のデータからもわかるように、今回のアンケートでは、女性セブンの女性読者の倫理観や、夫婦円満の度合いが明らかになった。その一方で、6人に1人が、夫に不倫をサレたことのある“サレ妻”であることも判明。貞淑な妻たちをないがしろにし、夫たちは誰と不倫をしているのか。沢木さんに最近の不倫事情を聞いた。
「いまも昔も、仕事関係の女性と不倫をするケースが多いですね」
男性は、自分が教える立場になれる女性に魅力を感じる傾向にあるという。
「日本は、家事や育児の負担が妻の方が大きいため、家庭での立場は、夫より妻の方が上になりがち。ですから男性は、恋愛感情や性欲だけでなく、支配できる相手を求めて不倫をするようです」
一方、妻の不倫は事情が違う。本誌読者でも約5%の妻に不倫経験があったが、不倫に求めることは“女として扱われること”だという。
「妻や母として扱う夫と、女としてちやほやしてくれる不倫相手を使い分け、家庭は円満なのにW不倫をする夫婦も増えています」
表と裏、2つの顔を使い分けるのは、女性の方がうまいのかもしれない。
※女性セブン2020年8月13日号