私たちの体と心は統合された「全体」になるように作られている。人が体にすることは、必然的にその人全体にすることでもある。元セックスワーカーのある女性は、売春の経験について、「男に突き破られるたびに、自分の一部が消えていくような気がした。いくら自分の体をスイッチオフしても、魂は使い果たされていった」と証言する。支援団体は、キャリア選択として「セックスワーク」を奨励するのではなく、自分の体を商品のように扱わなくてよい性産業以外の機会を彼女たちが見つける手助けをすべきである。女性の権利を推進したいのであれば、女性の体と心はともに尊重されるべきであって、売買されるべきではない。女性は、生活のために人格を放棄しなければならない「職業」に就くことなど考えるべきではないのである。
(この記事は「American Thinker」の許諾のもと同サイトの記事を翻訳・要約したものです)
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