国内

秋篠宮家に難局 行事めぐり官邸と綱引き、慢性的人手不足も

「立皇嗣の礼」の延期や職員の異動など、悩みのタネは多い(2月7日、東京・千代田区 撮影/JMPA)

 秋篠宮家の周辺で難局が続いている。まず「立皇嗣の礼」。秋篠宮さまが皇嗣となられたことを宣言するこの儀式はもともと4月中旬に予定されていた。しかし、直前に延期が決定し、開催時期は不透明なまま。その裏には秋篠宮家と官邸との“綱引き”があるという。

「官邸としては規模を縮小してでも10月中には行いたいと考えているようです。立皇嗣の礼は一連の御代がわり行事の締めくくりとなるもの。このままではいつまでも御代がわり行事が終えられません。

 ですが、当の秋篠宮家側は 規模の縮小には消極的だそうです。特に紀子さまは“当初予定されていた規模で盛大に儀式が行えるまで、できる限り待ちたい”とお考えだと聞きます。そのため『急ぐ官邸』と『待ちたい秋篠宮家』とで、齟齬があるようです」(宮内庁関係者)

 秋篠宮ご夫妻を悩ませるのはそれだけではない。宮家を支える皇嗣職の職員に、ある“異変”があった。

「公務や私的な活動の調整にあたる『宮務官(きゅうむかん)』という職員の1人が、7月末日付で異動になりました。問題なのは、本来はただちに人員補填で着任するはずの後任者がまだ決まっていないことです」(前出・宮内庁関係者)

関連記事

トピックス

エンゼルス時代、チームメートとのコミュニケーションのためポーカーに参加していたことも(写真/AFP=時事)
《水原一平容疑者「違法賭博の入り口」だったのか》大谷翔平も参加していたエンゼルス“ベンチ裏ポーカー”の実態 「大谷はビギナーズラックで勝っていた」
週刊ポスト
中条きよし氏、トラブルの真相は?(時事通信フォト)
【スクープ全文公開】中条きよし参院議員が“闇金顔負け”の年利60%の高利貸し、出資法違反の重大疑惑 直撃には「貸しましたよ。もちろん」
週刊ポスト
阿部詩は過度に着飾らず、“自分らしさ”を表現する服装が上手との見方も(本人のインスタグラムより)
柔道・阿部詩、メディア露出が増えてファッションへの意識が変化 インスタのフォロワー30万人超えで「モデルでも金」に期待
週刊ポスト
昨秋からはオーストラリアを拠点に練習を重ねてきた池江璃花子(時事通信フォト)
【パリ五輪でのメダル獲得に向けて】池江璃花子、オーストラリア生活を支える相方は元“長友佑都の専属シェフ”
週刊ポスト
店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
大の里
新三役・大の里を待つ試練 元・嘉風の中村親方独立で懸念される「監視の目がなくなる問題」
NEWSポストセブン
外交ジャーナリスト・手嶋龍一氏(左)と元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が対談
【手嶋龍一氏×佐藤優氏対談】第2フェーズに突入した中東情勢の緊迫 イランの核施設の防空網を叩く「能力」と「意志」を匂わせたイスラエル
週刊ポスト
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 岸田自民「補助金バラ撒きリスト」入手ほか
「週刊ポスト」本日発売! 岸田自民「補助金バラ撒きリスト」入手ほか
NEWSポストセブン