桑子真帆アナは今やエース格
「そのため、単なる美人ではなく全国レベルの親しみやすさが求められるわけです。井上あさひアナや桑子真帆アナ、近江友里恵アナなど老若男女にウケるタイプが多い。一方で民放に倣ってか、2006年のミス上智・杉浦友紀アナの入局後はミスコン出身者が増えた」
今年の新人は、半数以上がミスや準ミス、元タレントなどの“タイトルホルダー”だ。
「セントフォース関西に所属していた大谷舞風など錚々たる面々です。近年、民放は日テレの水卜麻美アナやテレ朝の弘中綾香アナなど個性派路線が人気を博すなか、実はNHKが最も“王道”のアイドルアナ候補を採用しています」
近頃は番組内容も柔軟になったが、女子アナ採用でも変化が起きていたのだ。
取材・文■河合桃子
※週刊ポスト2020年8月14・21日号