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2020.08.22 16:00  NEWSポストセブン

札幌記念 洋芝適性ありそうなハービンジャー産駒を狙いたい

夏は牝馬、の格言もある

 一流馬が参戦してくることで知られる、最も格付けの高い夏重賞・札幌記念(GII)。競馬ライターの東田和美氏が考察した。

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 昨年はブラストワンピースとフィエールマンがここをステップに凱旋門賞を目指していた。2014年もハープスターとゴールドシップが同じようにここからパリに向かったことで、札幌競馬場のリニューアルオープンはこれ以上ない盛り上がりとなった。それらにくらべると今年はメンバー的にも今一つ、という声が聞かれる。ラッキーライラックはGⅠ3勝だが前走宝塚記念では6着に敗れており、マカヒキが回避。他のGⅠ馬2頭も近走は勝ち負けからは遠ざかっている。出走はフルゲートに満たない12頭。このレース6勝の武豊騎手や川田、福永、松山といったリーディング上位騎手の参戦もない。

 近年は凱旋門賞など秋のGⅠへのステップレースとしての意味あいが強い。GⅡになってからの23回の勝ち馬のうち11頭が次走に天皇賞(秋)を選んでおり、2016年2着だったモーリスを含めれば4頭が勝っている。1番人気馬が7勝2着7回3着4回と堅実だが、ここ8年勝っていないのは、有力馬の目標は先、ということなのではないか。ラッキーライラックにしても、GⅠ舞台での打倒アーモンドアイこそが悲願であるはずだ。

 前走函館記念を使った馬が6勝で2着7回3着7回と最多だが、これは札幌記念である程度の結果を出し一段上のステージに上がろうかという馬たちがそのステップレースにしたり、洋芝適性を見込んでセットで臨んできたりしたケースが多いからだろう。2017年の覇者サクラアンプルールのように函館記念9着から巻き返した例もあるが、札幌記念で3着以内に入った馬のうち11頭は、函館記念でも馬券圏内に入っている。

 次に馬券に絡んでいるのは宝塚記念、安田記念からの参戦で、秋に向けて手ごたえを掴んでおきたい実績馬。合わせて13頭が馬券圏内にはいっているが、うち8頭が前走のGⅠでも掲示板に載っている。

 さすがにGⅠ昇格が望まれている1着賞金7000万円のレース。勝ち馬のうち20頭、2着馬も18頭までが重賞を勝っている。今年も12頭のうち8頭が重賞勝ち馬だ。ただしGⅡになって以後の23回でGⅠ馬として勝ったのはエアグルーヴ(2勝)、セイウンスカイ、テイエムオーシャン、ファインモーション、フサイチパンドラ、ハープスター、ブラストワンピースの7頭。ジャングルポケット、ゴールドシップ、モーリスやフィエールマンは勝てなかった。勝った7頭のうち5頭が牝馬だ。

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