芸能

「わたナギ」で分かった「かわいいおじさん」になる方法

「わたナギ」ブームを分析(時事通信フォト)

 ほんの少し前まで、“オヤジ好き”女性が惹かれるのは「ちょい悪」「ダンディ」で自信満々の強い男性のはずだった。ところが、それらと真逆の「かわいいおじさん」にハマる女性がなぜか増えているという。

 製薬会社でバリバリ働く優秀な女性社員。でも自宅に帰ると部屋は散らかり放題でカップラーメンを食べる日々……。取引先の医師やライバル会社のイケメンから告白された主人公が、なぜか心を寄せるのは「おじさん」だった──。視聴率16.7%(第8話)をマークし、いま多くの女性から共感の声が上がっているのが放送中のドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)だ。

 ヒロインを演じる多部未華子(31)が、大森南朋(48)演じる家政夫に「おじさんが家にいるなんて、絶対イヤ!」と当初は嫌がるものの、ある時ふと「なんだろう、このホッとする感じ。落ち着くっていうか、温かいっていうか」と、惹かれていく様子が描かれている。

 これが女性視聴者の心を掴んで「わたナギ」ブームへと発展している。大森がこれまでのような色気を醸し出さずに、地味なファッションに身を包んで「普通のおじさん」に徹しているところがミソだという。

「わたナギ」にすっかりハマったという広告代理店に勤めるミキさん(35)は、主人公の気持ちがよくわかると語る。

「仕事で会う年上男性はカッコつけて威張っている人が多いし、働く私も仕事では無理してカッコつけることに疲れている。だからあの大森さんが主人公に話しかける時に上目遣いで動作もおどおどしている感じとか一挙手一投足に癒されます。大人の男性らしく甘えさせてくれるのに、ちょっと情けないところがあるから母性本能がくすぐられてキュンとするんです」

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