イメージは高橋克実(時事通信フォト)

「話し上手」よりも「聞き上手」

 公認心理師でカウンセラーの藤井雅子氏は、そんな女性の心理をこう解説する。

「社会的地位があったり、働いている30~40代の女性は、仕事の人間関係などで悩んでいることが多いのですが、そうした方ほど年の離れた年上の男性に惹かれるという傾向は感じます。長女や、普段から姉御肌だったり、周囲から頼られるような存在だったりすると、なかなか甘えたり可愛がられたりすることに慣れていない女性が多く、そうすると包容力のある年上男性が合致するのです」

 これまで若い女性からモテるおじさんといえば、「ちょい悪」や「ダンディ」とされてきた。しかし、時代は変わっているようだ。現代の働く女性が惹かれるおじさんには、いくつか特徴があると藤井氏は言う。

「会話においては、話し上手よりも聞き上手であることがポイントです。おじさん特有の女性が興味のないような話を自分のペースでするのではなく、女性の話を引き出してくれる。もっと言えば“聞いているふり”が上手だと、女性はそれを包容力と感じるのでしょう」

 女性の話にいちいちアドバイスや意見を挟むのではなく、基本的には相槌をうってくれるような人が好まれるのだという。

 例えば、報道番組で女性キャスターに鋭く補足する解説のインテリ男性ではなく、情報番組で安藤優子キャスターの隣に座り、時にツッコミを受けながらおとぼけな調子でフォローする俳優の高橋克実(59)のようなイメージだ。

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